星座の「エレメント」とは? 4つのエレメントの特徴を解説! 相性がいい星座も紹介

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 「エレメント」は、西洋占星術における12星座を4つのグループに分類したもののこと。この記事では、それぞれのエレメントに該当する星座やエレメントの性質などを紹介します。

■星座のエレメントとは?
◎4つの星座エレメントについて
 エレメントとは古代ギリシャで生まれた、この世を構成する「火・地・風・水」という4元素を意味します。当時、世界はこの4つの元素の組み合わせで成り立っていると考えられていました。

 現代における西洋占星術のエレメントは、この古代ギリシャの思想に基づき、ホロスコープ上の12星座を4元素に当てはめて分類したもの。エレメントはそれぞれの星座が大切にしている「価値観」を表します。そのため、運勢を観る際に自分が何を重んじているかもわかるし、パートナーとの相性など、人と人との関係性を占うことも可能です。

 価値観が似ていて「なんだか話しやすい」と感じる人とは、同じエレメント同士である場合も多いでしょう。また、サポートするポイントがわかるので、エレメントを理解していると人間関係がスムーズになる、といったメリットも。太陽星座はもちろん、月星座のエレメントまで調べてみると、よりコミュニケーションが円滑になるかもしれません。

◎火・地・風・水に該当する星座
 12星座は、以下のように4つのエレメントに分類されます。

・火……牡羊座、獅子座、射手座
・地……牡牛座、乙女座、山羊座
・風……双子座、天秤座、水瓶座
・水……蟹座、蠍座、魚座

■火のエレメント
◎火のエレメントを持つ星座
 火のエレメントを持っているのは、牡羊座・獅子座・射手座。この3星座の人は全体的に情熱的です。前向きな姿勢を貫きますが、ひとつのことに夢中になりすぎる傾向も。

◎火の星座の性質
 火の星座は情熱的で大胆、そしてまさに炎に象徴されるようなエネルギッシュさを持っています。生命力にあふれ、向上心に満ちているでしょう。いつも明るく頑張る様は周囲を元気づけることも多く、一緒にいるだけで勇気が湧く人も多いはず。一方、その情熱が継続しないタイプでもあります。なお、火のエネルギーがあり余ると、強引になったり、辛抱できなかったりして、思いやりに欠けてしまうかもしれません。

■地のエレメント
◎地のエレメントを持つ星座
 地のエレメントを持っているのは、牡牛座・乙女座・山羊座。この3星座の人は具体的で現実的です。生活力があり、独特の美的センスもありますが、物質的な豊かさを追い求めすぎる傾向も。

◎地の星座の性質
 地に足の着いた生活を好み、リアリティーを追求するタイプです。堅実で時間に厳しい「しっかり者」が多いので、困ったことがあったら、あの人に任せておけば安心と思われているかもしれません。一方、独自のこだわりを持って行動する傾向があるため、一度こうと決めたら動かない頑固さもあります。

■風のエレメント
◎風のエレメントを持つ星座
 風のエレメントを持っているのは双子座・天秤座・水瓶座。この3星座の人は視野が広く、知識が豊かで論理的。合理性を求めますが、客観的に物事を捉えすぎて必要以上にクールになる傾向も。

◎風の星座の性質
 風の星座は公平を重んじ、理想を追い求めながらも客観性を大事にします。話好きで、言語による軽やかなコミュニケーション上手。合理的に物事を判断するでしょう。一方、冷静になるあまり人と距離感を取りすぎ、時には言葉が他人事のように聞こえることもありそう。批判や批評が行きすぎることもあります。

■水のエレメント
◎水のエレメントを持つ星座
 水のエレメントを持っているのは、蟹座・蠍座・魚座。この3星座の人は豊かな感受性の持ち主です。共感力も高いので、人から相談をもちかけられることも。ただ合理的な判断は苦手でしょう。

◎水の星座の性質
 水の星座は喜怒哀楽がはっきりしていて、他者への共感能力が高いタイプ。心のつながりを重視するので相手の気持ちを敏感に察します。感性が研ぎ澄まされているところも特徴的ですが、人に引きずられたり、合理的ではない判断をしたりすることもありそう。