”プリン”を目立たせない方法!もっとヘアカラーを楽しむために。
「ヘアカラーしたときって、なんでこんなに髪が伸びるのがはやいんだろう?」そう思わずにはいられないプリンの存在感・・・。でも、その悩み、どうにかなるかも?できるだけ長くカラーを楽しみたいあなたへ!いくつかの方法をご紹介します。
「デザインカラー」単純に全体を一色で染めるものと、そうではない、デザインを必要とするものとあります。そして今回は、デザインによって根元を目立たなくさせる方法をメインにお伝えしていきます。
ウィービング
細いすじでこまかくカラーを入れるウィービングは、まるで太陽の光がさしたような自然な明るさを与えてくれます。そして、ベースに地毛の色を残しておけば、根元がのびてきた時も「ここから地毛ですよ」のようなビシッとプリンにはなりません。だからあえて全部は染めずに、地毛との繋がりをもたせておくのがおススメ。賢く、そしてお洒落な方法でしょう。
また、どうしても根元が気になってきたら、そこへさらにウィービングを重ねるのも素敵。微妙に違う色のすじが重なり合って、一度では作れない複雑な色の層が、雰囲気のあるカラーを作り上げてくれます。外国の方がハイライトにローライトにいろいろ入れて、こだわりのブロンドを作っていくように、あなただけの、あなた好みのヘアカラーが作れますよ。
グラデーション
根元から毛先に向かって、だんだん変化していく色。そのはじまりを地毛にしておけば、根元がのびてきてもノープロブレム!グラデーションのバランスは髪型と、髪質と、気分に合わせて美容師さんとしっかり相談しましょう。明るさ、色味、範囲。その違いは、同じグラデーションでも全く印象は異なります。また、上でご紹介したウィービングと組み合わせても、とっても素敵。地毛からはじまって、だんだん細いすじで明るい色が入り、毛先は全部明るく、など。よりデザイン性の高いグラデーションになるので、色味が抜けても「プリンがのびちゃった」とは見られません。
インナーカラー
表面に見える部分はそのままにして、内側にカラーをいれます。髪を結んだり、耳にかけたり、巻いたりして動きをつけると色が出てくるさりげないカラー。普段、髪をおろしていれば隠すこともできるので、いつもより明るい色や、新しい色にも挑戦しやすいかも。風に吹かれた時や、ちょっと走った時。振り向いた瞬間や、髪をかきあげた瞬間にちらっとのぞくお洒落さん。内側にあるため、根元がのびてもわかりにくく、長く楽しめますよ。
内側全体を染めるのか。もしくはサイドだけ?えりあしだけ?それともどこか一か所だけ?デザインの幅も広いので、いろいろ試せば、さまざまな魅せ方を体験できるでしょう。
ダークカラー
暗めのカラーリングで、根元との違いをおさえつつ、色味で変化を楽しみます。単純な方法ですが、これなら一色で全体を染めてもプリンは目立ちにくいはず。ボルドーのような深みのある赤で艶を与えたり。ピンクでやわらかさを出すのも素敵。アッシュやブルー系の紫で透明感を出すのも、とってもきれい。明るい髪から暗くするときは、色が抜けすく明るくなるのがはやい為、自分のしたい明るさよりもさらに少し暗いものを選んだ方が持ちがよく、結果的に望んだ色も長く楽しめます。
楽しむために・・・「ヘアカラーしたときって、なんでこんなに髪が伸びるのがはやいんだろう?」そう思わずにはいられないプリンの存在感・・・。でも、その悩み、もうちょっと、どうにかなる気がしてきませんか?
方法はたくさんあって、デザインは無限にあります。髪質、髪型とのバランスは美容師と要相談の上、あとはあなたの気分でいろいろ挑戦してみましょう。全体を一色で染めるより、お値段は高くなることが通常ですが、その分長持ちし、人とはちょっと違うヘアカラーを楽しめることでしょう。