フェイスブックで友達1,000人、だけどホントの友達は5人から8人

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なんとなく自分の友達や知り合いのプロフィールをフェイスブックで見てみたら、友達の数が1,000人もいた!なんて驚いた経験誰もがあるのではないでしょうか。

でもいくらSNS上でたくさん友達がいても実際に親友と呼べるのはほんの一握りであることが明らかに。

オックスフォード大学の調査によると、多くの人はどんなに多くても5人から8人しか本当に親しい友人がいないというのです。

そのメカニズムが研究によって解明されましたが、実生活でもまたフェイスブックなどのSNS上でも、新しく友達ができると古い友達のことはつい忘れがちになってしまうのが人間の性なのだそうです。

そのため、新しい友達がどんどんできてしまうと、その友達に神経を集中させてしまうためどんなにがんばってもいつも仲が良い友達というのはたかが知れているのです。

実験では24人の学生を対象に行われました。

彼らが高校から大学に進学または大学から就職先に新しい旅立ちをする時、友達関係がどうなるか調べてみたのです。

彼らの使っている電話やメールの履歴を調べたところ、新しくできた数人の友達と集中してコミュニケーションをとっていることが明らかになったそうです。

「友達の輪というものは、実はとっても狭いものだ。私たちの感情やキャパシティーはそんなに多くの友達を受け入れられるほど広くはない」こう言うのはオックスフォード大学の教授ロビン・ダンバー博士。

確かに、新しい友達ができると古い友人とは特に理由がなくても、なんとなく疎遠になってしまうことってありますよね。

そのメカニズムが今回解明されたので、古い友人と疎遠になっていても罪悪感を覚えることはなくなるかもしれませんね。

参考:Despite social networks like Facebook and Twitter, most people will only ever have a handful of good friends
http://www.independent.co.uk/life-style/gadgets-and-tech/news/despite-social-networks-like-facebook-and-twitter-most-people-will-only-ever-have-a-handful-of-good-friends-9042188.html