いま大人が「香港ディズニーランド」に行きたい理由! 前編:ディズニーの魔法にかかったパークの魅力
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ここ数年、「香港ディズニーランド・リゾート」(以下、「香港ディズニーランド」)は日本の女性に大人気。20代からもうちょっと上の世代、女子旅から母娘旅まで、なかなかアツいディスティネーションだったりする。大人だから楽しい! その人気の秘密、「香港ディズニーランド」に行きたい理由を探ってみたい。
まずはその立地だ。香港国際空港のある香港・ランタオ島に位置していて、空港から車で15〜20分程度。直通のバスもあり、容易にアクセスできる。なお、リゾートから香港市街地までも電車で30分程度。ディズニーの魔法がかかったパークと香港の市街地──、どちらも欲張りに楽しめるのだ。
”モアナ”にフィーチャーしたステージショーを世界に先駆けて!
約20分のショーでは、ディズニーの人気アニメーション映画『モアナと伝説の海』のヒロイン、モアナが、冒険を終えて故郷の村に戻ってきた後のストーリーを展開。音楽、ダンスの総合芸術といった感じで、完成度が高い。モアナの冒険を追体験するとともに、ポリネシアン文化を身近に感じることができる。現在(2018年8月)、このショーを観ることができるのは、「香港ディズニーランド」のみ。
(写真)ステージショー「モアナ:ホームカミング・セレブレーション」。その他、アドベンチャーランドでは、モアナとのグリーティングもできる。パーク内のショップでは、モアナに関する、キュートなグッズもずらり。財布のひもが緩んでしまいそうだ。
「ミスティック・マナー」は、東京のパークの「ホーンデットマンション」に似たアトラクションだが、設定はまったく異なる。「ミスティック・マナー」とは、探検家で大富豪のミスティック卿が世界中を旅して収集した貴重なコレクションを納める館。電磁カーに乗って世界中から集められた美術品を見学するなか、不思議な体験に巻き込まれる──。「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」は、東京の「ビッグサンダー・マウンテン」を彷彿とさせ鉱山の中を高速でかけぬけるジェットコースター。ただ、「ビッグサンダー・マウンテン」のつもりでいると、驚きの結末が……。「アイアンマン・エクスペリエンス」は、映画『アイアンマン』をテーマにしたライド型アトラクション。香港の市街地を舞台に、アイアンマンと共に映画に登場した飛行機型ビーグル「アイアン・ウィング・マー78」に乗ってヒドラ(悪の秘密犯罪組織)に立ち向かう。
(写真右)ミスティック・マナー cDisney
夜は、プロジェクションマッピングショー「We Love ミッキー!」が開催中。ミニーがミッキーのために企画したサプライズパーティーという設定の、幻想的でかわいらしいショーだ。
(写真)左:ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー cDisney 右:プロジェクションマッピングショー「We Love ミッキー!」
なお、現在、「香港ディズニーランド」では、現在、大々的な拡張プランが進行しており、2023年まで続々と新しいアトラクションをオープンする予定だ。2020年にはお城(「香港ディズニーランド」のお城は「眠れる森の美女」のお城となっている)もリニューアル予定。2021年には、『アナと雪の女王』をテーマにした新しいエリア(写真右)がオープンすることも発表された。
「香港ディズニーランド」は、キャラクターやキャストとの距離感が近くアットホーム。一部のディズニーランド好きには、「グリーディング天国」と言われているほどだ。また、ほかパークより断然アトラクションの待ち時間が少ない。とことんアトラクションを楽しみないなら、格好の穴場といっていいだろう。
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text by Aya Hasegawa、取材協力/香港ディズニーランド・リゾート https://www.hongkongdisneyland.com/ja/
香港ディズニーランド・リゾート
所在地:香港 ランタオ島
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