767923

写真拡大 (全2枚)

白く純粋な光を放つプラチナ・リング。エンゲージ&マリッジリングの定番としてプラチナが人気を博すようになったのは、1967年にアメリカの、かの有名なロックスター、エルビス・プレスリーがプラチナのマリッジリングを花嫁に贈ったことがきっかけになったという。また、モナコのレーニエ公からグレース・ケリーへと贈られた10.47カラットのエメラルドカットのプラチナ・ダイヤモンドリングは映画出演の際も彼女が肌身離さず着用していたことから、二人の愛を象徴するリングとして知られるようになった。

こんな風に愛にまつわる数々の逸話が語られてきたプラチナは、この広い地球上でも、南アフリカを始めとするごく限られた地域でしか産出されない特別で希少な貴金属。有史以来、人類が手にしたプラチナをすべて合わせた量は、ゴールドと比べるとわずかその約1/30に満たない。しかも、1トンのプラチナ原鉱石から採れる量は約3g。この数字からいかにプラチナがレアな存在であるかが分かるだろう。

またプラチナは、日常使いをしても劣化の心配がなく、簡単な手入れのみで、いつまでも変わらず輝き続けるため、不変の愛の象徴として結婚の誓いを交わすリングにふさわしい素材といえよう。本物の純白だけが放つ輝きは、ダイヤモンドの白い輝きを完璧に引き出す最高の組み合わせとして、日本人のカップルの多くに選ばれている。

今年、「LOVE=Platinum」 ブライダルキャンペーンを展開するプラチナ・ジュエリーの国際的広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルが、プロポーズに向かうまでの男女の実態を調査したところ、「“プロポーズの成功”にかけていいと思うコストは男性のほうが倍近く高い」という面白い男女の認識の違いが明らかになった。

女性にはエンゲージリングを貰うならいくらぐらいのものが欲しいか、男性には、買うならいくらぐらいのものを買うかという質問をした所、女性が平均約17万円だった一方で、男性は平均約20万円という結果になったのだ。プロポーズやエンゲージリングの購入といった“節目”となる行動に対しては、コストをかけてでも良いものにしたいという世の男性の心理が垣間見えるのではないだろうか。

プロポーズは、女性が一生に1度体験できる幸福な瞬間。そんな至福の時に、いつまでも輝きを失わないプラチナこそが一生ものの記念品として、ふたりの絆を永遠に強く結びつけてくれるに違いない。


■プラチナ・ギルド・インターナショナル
www.pt-bridal.jp