シンママ「どんな時でも、子どもが1番!」彼氏ができると「デートだから子ども預かって」にウンザリ!

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子どものことを相談したり、困った時に支えあったり……ママ友って何かと心強い存在ですよね。でも、あまりにも甘えすぎると友情にヒビが入ってしまうこともあるようです。今回は筆者の友人のA子が体験したというエピソードをお届けします。

ママ友の1人が離婚することに

私は郊外で5歳の子どもを育てています。
近所には子育て世帯も多く、ママ友付き合いも盛んです。私も同じ幼稚園に子どもを通わせるママたち5人と普段から家を行き来しあったり、一緒に遠出したりして仲良く付き合っています。

しかし最近、そのうちの1人のB美というママが離婚することになってしまいました。原因は夫の不倫とのこと。
私たちはB美の境遇に同情し、「困ったことがあったら協力するからね」と声をかけていました。

「子どもが1番!」と言っていたが……

B美には息子が1人いるのですが、その子は離婚後、B美が親権を持って育てていくことに決まったようです。
B美は「どんな時でも子どもが1番!」「私は子どものために生きる」と言っていましたが、離婚後しばらくして、イケメンでハイスペックな彼氏を作りました。

それでも私たちは「B美が幸せなら」と応援していたのですが……
久しぶりの恋愛に頭がのぼせてしまったのか、その頃からB美の様子はおかしくなっていきました。

あんなに「子どもが1番」と言い張っていたのに、B美は次第に子どもとの時間よりも彼氏を優先するようになっていったのです。

さすがにそこまでは無理

「彼氏と花火を見に行きたいから、子どもを泊まりで預かって!」
「彼氏がどうしても子どもなしで出掛けたいって遠出したけど、お迎えに間に合わなくなっちゃって。幼稚園のお迎え、代わりに頼んでいい?」
と、B美は頻繁に子どものことを私たちに頼んでくるようになりました。

最初はB美に協力していた私たちでしたが、あまりの頻度に、「さすがにこれは……」と辟易してしまうこともしばしば。

ある時、B美が「彼氏の誕生日だからディナーしてホテルに泊まりたいの。誰か子どもを泊まりで預かって!」と言ってきました。

みんなが躊躇していると、ハッキリ言うタイプのママ友が、ついに
「子どもが1番って言ってたよね? 今のB美はとてもそんなふうに見えないよ。彼氏を作るなとは言わないけど、本当に子どもが1番なら、せめて泊まりで預けたり夜に預けたりするのはやめなよ」
と、B美のことを叱ってくれたのですが……

逆ギレして音信不通に

その言葉を聞いて、B美は逆ギレ!
「応援してくれるって言ってたくせに!」と怒り、そのまま全員と音信不通になってしまいました。

その後、噂で聞いたところによると、B美の彼氏はどうやら既婚者だということを隠してB美に言い寄っていたようです。
結局彼氏の妻にもバレ、今もまだ泥沼状態が続いているんだとか。子どものためにも再婚したいと思っていたのかもしれませんが、B美には早く目を覚ましてもらいたいものです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。