洗濯乾燥機は乾いたタオルを一緒に入れて乾燥時間を短縮


【画像で見る】湿度65%を超えるときはお試しを! 洗濯物をすばやく乾かすプロの技をチェック

雨が増えてくるこの時期、洗濯物がなかなか乾かなくて、部屋干しのいやなニオイに悩まされている人も多いのでは? 乾燥機や除湿機を使おうと思っても、電気代が気になりますよね...。

そこで、洗濯乾燥機・除湿機・浴室乾燥機のエコな使い方を、プロに伝授していただきました!

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▶︎教えてくれたのは

藤原千秋さん

住生活ジャーナリスト、ライター。大手住宅メーカー勤務の経験を持ち、主に住まい、暮らしまわりについて執筆。雑誌テレビ・ラジオ番組の監修、出演もするなど、幅広く活躍中。著書は『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』 (朝日新聞出版) など多数。

■【洗濯乾燥機】乾いたタオルを一緒に入れて乾燥時間を短縮

「乾いたタオルを一緒に入れることで洗濯物の水分を吸い取り、速く乾きます。最新のものは省エネのヒートポンプ式も多く、乾燥スピードが速い場合もありますが、もし時間をより短縮したいなら試してみる価値あり」

■編集部おすすめの洗濯乾燥機2選

■ドラム式洗濯乾燥機「ZABOON」TW-127XP3 (東芝ライフスタイル)

低温風で除湿しながらふんわり仕上がる

ドラム式洗濯乾燥機「ZABOON」TW-127XP3 (東芝ライフスタイル)


7kgの衣類が洗濯〜乾燥まで約96分。ヒートポンプ式で、節電モードも。幅64.5×奥行き72×高さ106cm \290,000 (編集部調べ)

■ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129CL-W (パナソニック)

大風量で省エネ&スピーディーに乾燥

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129CL-W (パナソニック)


素早く経済的なヒートポンプ式。酸素系漂白剤の自動投入機能も。幅60.4×奥行き72.2×高さ101.1cm \348,480 (編集部調べ)

■【除湿機】湿度が65%を超えるときはサーキュレーターと併用

湿度が65%を超えるときは除湿機とサーキュレーターを併用


地域差はありますが、梅雨の時期の湿度は大体70%、高いときは80%以上になることも。「エアコンをつけていても、室内の湿度が65%を超えると、サーキュレーターだけでは乾きにくいので、除湿機の併用も検討してみて」

■編集部おすすめの除湿機2選

■空清脱臭除湿機「美空感」MJ-PHDV24WX (三菱電機)

衣類も空間もハイパワーに乾燥

空清脱臭除湿機 「美空感」MJ-PHDV24WX (三菱電機)


パワフルな除湿機能に、空気清浄機能と脱臭機能をプラス。洗濯物もしっかり乾かします。幅41×奥行き28.5×高さ65cm \140,800 (編集部調べ)

■衣類乾燥除湿機 CV-SH150 (シャープ)

プラズマクラスターで消臭&除菌

衣類乾燥除湿機 CV-SH150 (シャープ)


独自の「プラズマクラスター25000」搭載。センサーが湿度を見張り、効率的に乾燥、除湿。幅36.5×奥行き23.5×高さ64.5cm \85,000 (編集部調べ)

■【浴室乾燥機】残り湯と水滴をなくしたうえで夜間のみの使用が◎

「浴室乾燥機の使用は便利ですが、残り湯や壁の水滴が残ったままだと、その乾燥に時間がかかってしまうので注意。入浴の際に洗濯物を移動する手間もあるので、入浴後、すべて乾かした夜間にタイマー設定をして使用するのが◎」

■大物洗いにうってつけ! コインランドリーも選択肢に

■事前に情報収集して便利に使いましょう

布団などの大物や、大量の洗濯物にはうってつけ。「必要なときに安心して使えるよう、場所や利用者層を事前に調べておくのがおすすめです」

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これまでただ漫然と使用していた乾燥機や除湿機ですが、上手に使えばさらに速乾&節電もかなうということが判明! かしこい使い方をマスターしたいですね。

イラスト/二階堂ちはる 編集協力/鈴出智里

文/さいとうあずみ