5回目の注射で、看護師「不良品ですね」患者「はっ?」【採血が苦手な看護師】にゾッ!さらに?

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これは私が不妊治療で通院していたときの実体験です。毎月採血をされていた私ですが、ゾッとする体験が待ち受けていたのです。

不妊治療で採血

私は不妊治療のため、産婦人科に通院しています。その産婦人科で血液の数値を見るために、月に数回採血を受けていました。

不妊治療を始めたものの、すぐに子宝に恵まれることはなく、数か月の間継続的に通院を続けました。通院しているうちに、採血を担当する看護師さんが2人いることに気がつきます。

片方の看護師さんは注射が得意なのか、針を刺すときの痛みや注射後の出血も少なく、勝手ではありますがその看護師さんが担当の日には安心感を覚えていました。

もう1人の看護師さんが採血をしてくださるときは、注射自体の痛みも強く、注射の後には出血がなかなか止まらないため、申し訳ないのですがだんだんと採血が憂鬱になってしまいました。

え……それって大丈夫なの?

ある日、いつものように産婦人科で、採血を受けることになりました。注射をおこなう部屋に行くと、注射が得意ではないほうの看護師さんがいます。

今日の採血担当はこの看護師さんなんだな、と覚悟しました。

その日は初めからいつも以上に注射の痛みがあったのですが、どうやら看護師さんが失敗をしたようで何度もやり直しをすることに……。我慢していたのですが、おそらく私の顔は苦痛に歪んでいたでしょう。

なかなか血液が注射器に上がらず、5回目に針を刺されたとき、看護師さんが「う~ん、この注射器、不良品ですね!」と口にして、違う注射器を持ってきました。

結果的に7回目でようやく採血が完了。

いつも以上に針を刺されていることと、その日の注射の痛みで、腕は内出血してしまいました。

結論

私は注射を失敗されたことよりも、看護師さんの『不良品』というワードが気になりました。看護師さんが何度も失敗したことへのごまかしで放った言葉なのか、本当に不良品だったのかはわかりません。

しかし、本当に不良品だった場合、そんな危険なものを何度も体に刺されていたと考えるとゾッとします。

注射が苦手だっただけかもしれませんが、患者さんが不安になるようなことは言ってもらいたくなかったです。そして、それ以降の通院では、その看護師さんを見かけることはなくなりました。「もしかすると私が体験したような失言や失敗が重なり退職されたのかな?」と感じました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A