【2023年5月の開運日カレンダー】10日と21日は「大安」「一粒万倍日」のダブルラッキーデー
――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか? 5月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!
■5月の吉日
・大安(たいあん)……4日、10日、16日、21日、27日
大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……9日、10日、21日、22日
「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。
・寅の日(とらのひ)……8日、20日
トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まると伝えられている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。
・巳の日(みのひ)……23日
巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こしたりすると、金運が高まるといわれています。
・甲子(きのえね)……6日
60日に一度巡ってくる貴重な日。物ごとを始めるのにいい日とされています。
・己巳(つちのとみ)……11日
「己巳の日」は、弁財天に強いご縁のある日とされ、巳の日以上に金運パワーが高まります。60日に一度巡ってくる貴重な日です。
■5月の凶日
・不成就日(ふじょうじゅび)……6日、14日、23日
悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまったりする凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。
・土用(どよう)……1日〜5日まで
土用とは、土の気が盛んになる期間。体調不良や争いごと、金銭トラブルなどの凶作用が強くなります。ただし、「間日(まび)」といわれる3日は土用の作用がありません。
・十方暮れ(じっぽうぐれ)……26日〜31日
十方暮れは、十干(天)と十二(地)の組み合わせが悪く、天地のバランスが崩れ、何をやってもうまくいかないとされる期間。結婚や旅行、相談ごとの凶日です。
■5月の注目日&要注意日
1日から5日まで、「土用」の期間と「八専」の期間が重なります。
「八専」は、仏事や嫁取り、解体工事やグループの解散などの破壊的なことは凶とされている期間。「八専」の間日とされている4日以外は、「八専」の凶行動に気をつけなければいけません。
「土用」の間日とされる3日以外の日は、トラブルが増えやすくなっています。気が立って、誰かに八つ当たりをしたり、周りをかき乱してしまいたくなったりするでしょう。「土用」の不調から「八専」の凶行動を引き起こさないよう、気をつけましょう。
6日は「甲子」。暦の上では夏の始まりとされる「立夏」、さらに満月でもあり、新しいことを始めたくなる日です。しかし、この日は「不成就日」だけではなく、十二直の凶日でもある「破(やぶる)」と重なる要注意日。新しいことを始めるのはもう少し先にして、この日は自分を高めるためのブラッシュアップを行ったほうがいいでしょう。
8日から11日まで、吉が強い日が続きます。
8日は「寅の日」。九星は「六白」と、勝負事や決断ごとに向いています。この日は午後からが吉の「先負」なので、事業や仕事につながることや大事な用事、お買い物は午後に行いましょう。
9日は「一粒万倍日」と十二直「開(ひらく)」が重なる吉日。「仏滅」が重なっていますが、穏やかに過ごせば問題はありません。善い行いを重ねて、福を引き寄せましょう。
「一粒万倍日」と「大安」が重なる10日は、収納や物の整頓などの「しまう」行動が吉を呼びます。
11日は、「己巳」と十二直「建(たつ)」のダブル吉日です。新しいことを始めるのに適していますが、この日は「赤口」のため、ラッキーな時間帯はお昼のみ。ランチタイムをめがけていいスタートを切れるよう、事前に準備しておくといいでしょう。
「不成就日」の14日は、九星「三碧」の悪い一面も出やすい日。心が落ち着かず、せっかちになりやすいようです。確認ミスや抜け・漏れに注意しましょう。
20日の「寅の日」は新月と重なります。この日に転職や副業、お金につながる学びを深めると、豊かさが手に入るでしょう。勉強に必要な本を買うのも、この日がオススメ。
21日は「一粒万倍日」「大安」、十二直の「開(ひらく)」のトリプルラッキーデー!
お気に入りの神社や仏閣に参拝して、神様や仏様のサポートを受けましょう。九星は「一白」で、この日は交友関係を深めたり、新しい人脈を作ったりするのにも適しています。気になる人とつながりを持ちたいのであれば、自分からアクションを起こすといいでしょう。
22日も「一粒万倍日」なのですが、この日は積極的に前に出ていくよりも、受け身をとり、様子を伺うほうが吉。
「巳の日」と「不成就日」の吉凶混合の23日。朝から昼が吉時間の「先勝」なので、やりたいことは午前中のうちにやってしまったほうがいいでしょう。
26日から「十方暮れ」の期間です。新しい事には手を出さず、毎日のルーティンを大事にしましょう。
凶期間のため、「大安」の恩恵を受けにくい27日。この日の九星は「七赤」で、言葉や態度に気をつけたほうがいいでしょう。冗談やおふざけが多いと、周囲の怒りを買ってしまうかもしれません。
31日は、「不成就日」も重なる要注意日。うまくいかないことが続き、疲れが出てしまうでしょう。1人でなんとかしようとせず、誰かの手を借りたり、周りと協力し合ったりして困難を乗り越えていきましょう。
「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1日は東、2日〜7日は南東、8日〜12日は南、13日〜18日は南西、19日〜23日は西、24日〜29日は北西、30日と31日は北が凶方位になります。
6日から、五黄中宮の月に入ります。気候の移り変わりや土用期間も相まって、いつもより心身の不調が出やすくなります。疲れやストレスを溜めないよう、こまめに休みを取るようにしましょう。
(咲羅紅)