2023年【寅の日】はいつ? 今年の運勢&開運術をまとめて紹介

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 「寅の日」は最強の吉日といわれ、開運&金運アップに最適な日なのだそうです。今回は「寅の日」の意味や由来、2023年の寅の日一覧、寅の日の運気を上げるコツなどを解説します。

■寅の日とは
◎寅の日の由来
 日本の暦や生活に根づいている十二支は、古代中国で、年月日時間を数えるために作られたものです。12種類ある「十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)」と、10種類ある「十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)」を組み合わせ、暦として使用されてきました。

 「寅」は、十二支の3番目。五行は木行で、陽の性質を持ちます。暦の中では12年に一度寅年が巡り、寅月は旧暦では1月、新暦では2月に相当。季節は立春(春の始まり)をあらわします。寅の日は12日に1度巡ってくることとなり、時間、つまり寅の刻は3〜5時です。ちなみに寅の方位は東北東を指します。

◎寅の日の意味
 春の始まりを意味する寅。新しい物ごとが動き始める「開拓」の時期をあらわします。寅日に限らず、寅年や寅月もスタートに最適の時期。これから何者にでもなることができる、最強の運勢です。失敗を恐れず、何ごとにも積極的にチャレンジするのがいいでしょう。

 具体的には、転職や引越しが未来の幸運につながるのでオススメです。人間関係も一新できるし、これまで不仲だった人とも雪解けムードになるでしょう。
 ただ、活動期とはいえ、まだ運気は本格的でないため、突っ走るのは禁物。金運も欲張らないよう注意しましょう。健康では、病から解放されそうです。

◎寅の日に生まれた人
 第一印象は穏やか。思慮深く物静かな人です。聞き役で、何をいわれても怒らないと思われることが多いでしょう。実際、怒りの沸点は高めで、よっぽどのことがないと激昂しません。行動も慎重派で、事前にじっくり調べて失敗しないようにします。

 しかし、二面性があるのが寅日生まれの特徴。心の奥底では、経験値に基づく自信に満ちあふれ、自分が正しいと確信しています。年を取るほどにその傾向は強くなり、失敗を認めなくなっていくでしょう。それは、恋愛結婚に色濃く出ます。付き合い始めはほのぼのとした雰囲気ですが、長くなるにつれ自我が抑えきれなくなり、ケンカが多くなる傾向に。

◎寅の日は金運アップの日
 寅は、動物のトラのことでもあります。トラは美しく豪華な黄金色と黒色の毛皮を持ち、その孤高な存在もあって、中国では神獣――西を司る白虎(びゃっこ)として今もなお崇められています。

 その中国の開運占術・風水では、金運には「金色(黄色)」と「西」が吉とされています。まさに、「トラ」ですね。トラは金運を上げてくれる神獣であり、寅の日は金運アップに最適の日といえるのです。

■2023年・寅の日はいつ?
 では、物ごとのスタートに適していて、金運アップの日でもある「寅の日」とは、いつなのでしょうか? 2023年の寅の日を紹介します。また寅の日と、吉日である「一粒万倍日」と「天赦日」が重なっている場合もあわせて紹介します。

◎2023年 寅の日一覧
1月8日(日)
1月20日(金)
2月1日(水) 大安
2月13日(月) 大安
2月25日(土)

3月9日(木) 一粒万倍日
3月21日(火) 一粒万倍日 天赦日

4月2日(日) 一粒万倍日
4月14日(金)
4月26日(水)

5月8日(月)
5月20日(土)

6月1日(木)
6月13日(火)
6月25日(日)

7月7日(金)
7月19日(水)
7月31日(月)

8月12日(土)
8月24日(木)

9月5日(火)
9月17日(日)
9月29日(金)

10月11日(水)
10月23日(月) 大安

11月4日(土) 大安
11月16日(木)
11月28日(火)

12月10日(日)
12月22日(金)

 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、一粒のタネが万倍に実るという吉日で、基本的に大吉とされている日です。何を始めるにもいい日と考えられています。他の吉日と重なれば吉効果は倍になり、凶効果は半減するといいます。しかし、誰かに借金をしたり、反対にお金を貸したりするのはNG。小さな借金が大きくふくらみ、あとで苦労してしまうでしょう。

 天赦日(てんしゃび)は、百神が天に上り、天が地上の万物の罪を許すといわれる大吉の日で、障害が何も起こらないとされています。