勇気を出して告白したのに、すぐに返事をもらえないことがあります。

実は、告白に対してすぐに返事をしない男性の心の中には、隠れた本音があるからです。その本音と対処方法を知っておくと、告白の返事待ちの状態でも、自然体でスマートなアプローチができます。

告白をしたのに返事なしの場合は諦めたほうがよい?

勇気を出して告白したのに、返事なしの状態が続くと「もしかして諦めたほうがいいのかな?」と不安になる人は少なくありません。

不安や焦りから、相手に何度も返事を催促したり、返事がないからといってよそよそしくしたりせず、ここは一旦冷静になりましょう。実は、告白をされてすぐに返事をしない男性には、隠れた本音があるのです。

返事なしの状態が続く理由として、あなたの気持ちに真剣に向き合ってるから応えが出ない、あるいは断りたいけど傷つけたくない、そもそも告白だと認識していないことなどが挙げられます。

男性側の本音を知らずに自分本位で行動すると、あなたの印象が悪くなり、せっかくの恋が実らずに終わってしまう可能性が高くなってしまいます。

そうならないためにも、告白の返事をしない男性の本音と、それに対してどう対処すればよいかを知っておきましょう。


告白の返事なし! そのときの男性の本音8つ

告白をして返事なしだったとき、相手はどのようなことを考えているのでしょうか。「もう少し時間がほしい」「考えさせてほしい」という言葉の裏には本音が隠れているものです。

ここでは、告白の返事をしない男性の本音を掘り下げてご紹介します。告白の返事待ちの方は、相手の性格を思い浮かべながら読んでみてください。


1:どのように返事をしようか真剣に考えている

告白をされて、早く返事をしなければならないと思いつつ、どのように返事をしようか真剣に考えている可能性があります。

あなたのことをどう思っているのか、恋人としてどういうお付き合いができるかをじっくり考えつつ、自分の気持ちとも向き合っているのです。また、今まで「仲の良い友達」や「ただの顔見知り」だった場合、突然告白されて戸惑っているパターンもあります。

いずれにしても、あなたから告白を受けて真剣に考え返事をしようとしているので、彼があなたを意識しているようなら、もう少し様子をみて彼からのアクションを待ってみましょう。


2:すでに他の女性と付き合っている

すでに他の女性と付き合っている場合、彼女との付き合いがマンネリ化していたり、飽きていたりすると、一旦返事を保留をして彼女と別れてからあなたに返事をすることもあります。

もしくは、友達以上恋人未満の関係を続けたい、あるいはあなたをキープしておきたいと考えている男性もいます。この場合、ズルズルと返事を先送りにして、あなたの気持ちを弄ぶ傾向があるので注意しましょう。

返事を先送りにされている場合の対処法は、後半でお伝えしますでぜひお読みください。


3:傷つけない断り方を考えている

告白されてすぐ「付き合えない」と答えが出ても、相手を傷つけたくない、嫌われたくないという思いから、その場での返事ができない男性もいます。

一旦保留にしたということは、あなたとの関係を今まで通り続けていきたいと思うが故に、関係性が崩れない断り方を探している状態です。


4:他の女性と比較して悩んでいる

モテる男性に多い話ですが、同じタイミングで他の女性からも告白をされていることがあります。どちらの女性と付き合うのかを比較検討し、答えを決めかねている状態です。

どちらの女性に魅力を感じるか、どちらの女性と付き合ったほうがいいのかを考えているのです。他にも、実は別に好きな女性がいて、あなたからの告白に返事をする前にその人にアタックするかどうかも検討している可能性があります。


5:今の関係を壊したくないと思っている

あなたと一緒にいる時間が心地いいと思っている場合、告白の返事をせずにそのままフェードアウトする男性もいます。つまり「なかったこと」にするのです。これは「ずっとこのままの関係でいたいけど、断ったら気まずくなりそう」と悩んでいる場合が多いです。

そして、悩み続けて返事なしの状態を貫き、何事もなかったかのように接してくるのです。あなたに「この関係が壊れても構わない」という覚悟ができたら、相手にもう一度気持ちを聞いてみましょう。


6:付き合うつもりがない

付き合うつもりがない、つまり「脈なし」だから返事をしない男性もいます。「何も言わなくても察してほしい」「返事をするのが面倒」と思っているのです。

とてもつらいですが、いつまでも返事なしの状態であれば、潔く見切りをつけて、素敵な男性を見つけることをおすすめします。


7:返事を先延ばしにして次の出方を待っている

あなたの気持ちが本気なのかどうかを見極めている可能性があります。あえて返事を先延ばしにして、返事を催促してきてくれるのを待っているのです。

本当に自分のことが好きなのか、本気で付き合いたいと考えているのかを確かめたいと思っているが故の行動です。

そのため、あなたが「返事がないから諦めよう」となってしまえば、彼も「自分に対する気持ちはその程度だったんだ」と判断してしまいます。


8:相手の告白を真剣に受け取っていない

これは、彼に告白をするときのシチュエーションや、あなたがどのような言葉で伝えたかにもよります。

照れ隠しのつもりで冗談ぽく笑いながら話したり、「好きです」としか伝えていなかったりすると、彼は「告白された」と思っていなかったり、真剣に受け取っていなかったりします。

この場合、相手は「返事を先延ばしにしているつもりはない」と思っている可能性が高いです。もしあなたが「付き合ってください」と言葉で伝えていないのであれば、もう一度相手に想いを伝えましょう。


告白をしたのに返事なしの場合いつまで待てばよい?

告白の返事を待つ期間はとてもつらいものです。目の前のことに集中できず、上の空になってしまうこともあるでしょう。

いつまで待つべきかは、二人の関係性によって変わりますが、相手に考えてもらっている期間なので基本的には気長に待ちましょう。

とはいえ、1年先まで待つというのは避けたいところです。告白したときにすぐ返事がなく「ちょっと考えさせてほしい」「時間がほしい」と言われた場合、返事をくれるまでの期間はだいたい1週間程と考えましょう。

もし、2週間程過ぎても相手からのアクションがなければ、彼の様子をうかがってみましょう。2週間程経っても返事がなく、待ちきれなければ、こちらから返事の催促をしてみても良いでしょう。

また、1ヶ月程経っても返事がない場合は、残念ですがあなたと付き合うつもりがほんどないものと考え、心づもりをしておきましょう。


告白をしたのに返事がないときの対処法7つ

告白の返事がもらえない日が続くと「本当に返事することを考えてくれてるのかな」「なかったことにされてるのかな」などネガティブな感情を抱くことがあります。精神衛生上よいことではありません。

つい「1日でも早く返事がほしい」と相手を急かしたくなりますが、ここは一旦グッとこらえましょう。せっかく告白したのに、あなたが焦ることで二人の仲に亀裂が生じてしまう可能性もあるからです。

告白の返事なしは脈なしのサインとは限りません。恋が実る確率を少しでも上げるために、告白をしたのに返事がないときの対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


1:返事を急かさない

どう返事をすればよいか、答えを出すまでには時間がかかります。あなたとのお付き合いをどうするか真剣に考えているからこそです。

「そろそろ返事がほしい」「もう待てないから早く答えを出してほしい」と自分の都合を押し付けてしまう行為は、相手にマイナスな印象を与えてしまいます。相手の心の中で納得できる答えが見つかるまで気長に待ちましょう。


2:今まで通りの態度で接する

返事がないままでも、しばらくは今まで通り接するよう心がけましょう。よそよそしくなったり、相手を避けたりすることはおすすめしません。彼との距離を遠ざける結果に繋がりかねないからです。

今まで通り、変わらない態度でいることで「いつでも待ってるよ」というアピールにもなります。そうすると、彼も安心してきちんとした答えを出してくれるでしょう。


3:ネガティブな感情を表に出さない

告白して返事が保留になっている間、心が苦しくなったり、不安や心配な気持ちが募りネガティブな感情が押し寄せてくることがあるでしょう。

しかし、その感情を表に出すのはおすすめしません。あなたが苦しんでいる姿を見た彼は「自分が苦しめているんだ」とプレッシャーを感じて焦ってしまいます。相手が安心してしっかりあなたと向き合えるよう、ネガティブな感情は表に出さないようにしましょう。


4:好きなことをして過ごす

一人になると、どうしても相手のことばかりを考えてしまい「振られるかもしれない」「うやむやにされているのかもしれない」と悪い想像を膨らませ、それがストレスになってしまいます。

好きなことしたり、やってみたかったことにチャレンジしたりして、気分を切り替えて過ごしましょう。ポジティブに過ごしているとストレス発散になり、表情も明るくなります。キラキラしているあなたを見て「素敵な女性だな」と相手にも良い印象を与えることができます。


5:第三者に協力をお願いしてみる

相手がなかなか返事をくれず、何日も経ってしまったというときは、共通の友人や知人に協力をお願いしてみるのも一つの手段です。

相手があなたとのお付き合いを前向きに考えている場合、友人や知人に最後の一押しをしてもらうと効果的です。あなたとのお付き合いを決断しやすくなります。

また、初めから告白が成功しやすいよう、告白する前から友人や知人に協力をお願いしておくのもよいでしょう。


6:返事の期間を自分で決める

告白の返事をゆっくり考えたいという男性の気持ちはわかりますが、いつまでも待たされていては女性側は気疲れしてしまいます。

「1ヶ月返事がなければ返事はNOだ」というように、返事の期間を自分で決めて、その期間内で返事がなければ勇気を出して見切りをつけるという手段もあります。


7:自分磨きをする

返事待ちの間は相手のことで頭がいっぱいで、何も手に付かずSNSで同じ境遇の人を見つけたり、友人や知人とずっと恋愛話をすることもあるでしょう。

気持ちはわかりますが、その時間を自分磨きにあててみることもおすすめです。

自分磨きはいつでもどんなときでも大切です。ヘアサロンやエステサロンに行ったり、ダイエットをしたり、どんどん自分を磨き上げていきましょう。

告白された相手は、あなたのことを意識して見ています。「最近綺麗になったな」と思ってもらえるように、立ち振る舞いや言葉遣いにも気を付けて過ごしましょう。


告白の返事がないときの対処法を知ろう

告白の返事がなく、返事がもらえるまでずっとモヤモヤした気持ちで過ごすと心にストレスがかかりとても疲れてしまいます。

とてもつらいですが、彼があなたとの関係を真剣に考えている様子であれば、気長に待ってあげるのも大切です。今までの態度で接したり、好きなことを過ごしたりしていると、相手も安心してじっくりと本音で応えを出してくれます。

待っても待っても返事がもらえないときは、あなたからもう一度彼に気持ちを伝えて、彼の気持ちを確かめてみましょう。