11月5日は蠍座の新月 ゼロからの再出発が願える日
11月5日は新月です。新月とは、月の満ち欠けのリズムに合わせて、約29日に一度、新しく月が生まれる日。このタイミングにお願いごとをすると、月の成長パワーが得られてかなうといわれています。
■今回の「蠍座新月」の特徴は?
新月はどの星座の位置で起こるかによって、得意分野、エネルギーがあふれている分野に特徴があります。今回の新月の特徴を見ていきましょう。
【新月が起こる場所】蠍座
【新月になる時刻】11月5日 06:14
【ボイドタイム】 11月6日01:10〜09:53
【蠍座新月のキーワード】「破壊と再生」「変容」「不屈の精神力」「ソウルメイト」「性・セックス」……etc.
蠍座は、人の生き死にに関わることや、生命を生み出す性・セックスのことなど、日頃隠されているものを扱う星座。そのため、蠍座は、ものごとをとことん深めることや、特定の他者と深い絆を結ぶことなど、「ひとつのものへ集中して持続させる」エネルギーを持っています。
また、生まれ変わるかのような「変容」や、「復活」の力があるのも蠍座の特徴。蠍座新月は、ゼロからすべてをやり直す「徹底的で根元的なパワー」を願えるときといえるでしょう。
さらに今回の新月は、東の地平線とほぼぴったり重なる位置で起こります。西洋占星術のホロスコープチャートにおいて、東の地平線(チャート上のアセンダント)は起点であり、「始まりの地」。その場所で起こる蠍座新月は、まさに「死と再生」を象徴するような、新しい生まれ変わりを願えるときです。
ただし、他の大きな星たちの配置は、真向かいに天王星、葛藤を呼ぶ直角の位置に土星、と、かなりハード。生まれ変わりは決して容易ではなく、強い意志や長期的な展望が必要になることも暗示しています。
でも蠍座新月は集中力や洞察力が格段に高まるのが特徴。ある意味、乗り越えるべき困難があることこそが、蠍座らしいエネルギーといえるかもしれません。とことんディープに自分を掘り下げてみることがオススメです。
そして心の底から湧き出てきた「生まれ変わりたい理想像」を思い描きながら、お願いごとをしてみましょう!
■「蠍座新月」にオススメの願いごと
蠍座は上記の他にも、「財産」や「不労所得」に関することなどが得意ジャンル。「ホルモンバランス」や「性的魅力」なども司るので、そうした悩みがある人もこの新月に願ってみましょう。
★お願いごとの例★
「深い愛情を交し合えるパートナーがほしい」
「一度決めたことはやり通す強い人間になりたい」
「遺産や相続の問題が無事に解決しますように」
「神秘学や占いなど不思議な世界のことを仕事にしたい」
「一度あきらめた〇〇を復活させて、成就させたい」
「磁力のように人を惹きつける魅力ある存在になりたい」……etc.
■新月のお願いごとのやり方
お願いごとのやり方はとても簡単! 好きな紙に2件以上10件以内のお願いごとを書きとめるだけです。ただし、お願いごとを書くときは下記に注意してください。
(1)新月になったタイミングから48時間以内にお願いごとを書く。最大パワーを得たいときは8時間以内に!
(2)お願いごとを書くときは、ボイドタイムを外すのがベター
(3)お願いごとは2件以上、10件以内。それ以上でもそれ以下でもNG
(4)書くときはパソコン等ではなく手書きで
(5)他人を変える願いごとはかなわないといわれているので、あくまでも自分主体に、自分がどうなりたいか、を書く。書いた紙は捨てなければ自由にしてOKです。
ボイドタイムとは、月の力が弱くなり人間の判断や決断に迷いや間違いが起こりやすくなる時間のこと。この時間帯はお願いごとの発信に適していないため避けたほうがよいといわれています。幸いなことに、今回は新月後22時間以上ボイドタイムがありません。焦らず気持ちを集中させてお願いごとを書きましょう。
■蠍座新月のプチおまじない
今月はお願いごとを書く前にザクロジュースを飲みましょう。ジュースの入手が難しい人はザクロのスイーツなどでも構いません。ザクロは、蠍座の守護星である冥王星と縁の深い果実。ギリシア神話では、ザクロは死と再生・生命の循環を生み出すシンボルとして描かれています。そのザクロを口にすることによって蠍座&冥王星のパワーとつながりやすくなり、人生を一新するようなエネルギーが与えられるはず。あなたの蠍座新月のお願いごとの成就を後押ししてくれるはずですよ!
日没が早くなり闇が深まる晩秋はまさに蠍座の季節。ふだんは見ない心の奥底や聞かない心の声をじっくりと拾い上げて、自分の真の望みを蠍座新月へ発信してみましょう!
(永沢蜜羽)※画像出典/shutterstock