【11月の開運日カレンダー】21日の「一粒万倍日」は、勝負事に向いている日! 新しいことに挑戦を!

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――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか? 11月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!

■11月の吉日

・大安(たいあん)……1日、6日、12日、18日、24日、30日
 大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……6日、9日、10日、21日、22日
 「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。

・寅の日(とらのひ)……2日、14日、26日
 トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるといわれている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。

・巳の日(みのひ)……5日、29日
 巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。

・甲子(きのえね)……12日
 60日に一度巡ってくる貴重な日。物事を始めるのにいい日とされています。

・己巳(つちのとみ)……17日
 「己巳の日」は、弁財天に強いご縁のある日とされ、巳の日以上に金運パワーが高まります。60日に一度巡ってくる貴重な日です。

・天赦日(てんしゃにち)……12日
 「天が万物を赦す日」とされている天赦日。暦の上で最も吉日といわれており、年に5〜6日しかありません。告白や結婚、書類の提出、開業、新規開拓など、あらゆることにおいて最良の日とされています。

■11月の凶日

・不成就日(ふじょうじゅび)……8日、16日、24日
 悪い結果を招いたり、物事が失敗に終わってしまう凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。

・土用(どよう)……1日〜6日まで
 土用とは、土の気が盛んになる期間。体調不良や争いごと、金銭トラブルなどの凶作用が強くなります。

■11月の注目日&要注意日
 11月は土用期間からスタート。立冬の7日までは、心身ともに崩しやすくなっています。体調管理に気を遣いましょう。

 1日の「大安」と2日の「寅の日」、6日の「大安」「一粒万倍日」は吉日ですが、土用の作用で吉効果が弱まります。心穏やかに過ごしましょう。部屋の掃除や片付けを行うと、気が整いやすくなります。

 「仏滅」の5日は、凶が強い要注意日。「巳の日」と重なっていますが、お金を増やすより、なるべく使わず、節約を心がけましょう。

 土用期間が終わっても、8日に「不成就日」があるので油断大敵。九星は「一白」で、落ち込むことがあると、そのままズルズルと引きずってしまうでしょう。気をとられてミスをしないよう、気をつけて。心が元気になれるものを持ち歩けば、この日を快適に過ごせるでしょう。

 9日、10日と「一粒万倍日」が続きます。

 9日は九星「九紫」、二十八宿が「觜宿(ししゅく)」で、学びの門を叩くのに適している日。学びたい講座やセミナーを受けるならこの日がベストタイミング! この日に入会の申込みだけをして、別の日に受けるのもアリです。

 10日は、九星は「八白」十二直が「閉(とづ)」で、お金を収納するといい日。使わないお金を通帳に預けたり、引き出したお金を財布や管理用の封筒にしまいましょう。「一粒万倍日」効果で、お金が入りやすくなります。

 「仏滅」の11日は「三隣亡」と重なります。建築関係、DIYのNGデーです。高いところの作業にも向きません。

 12日は大吉祥日。「大安」「天赦日」だけではなく「甲子」、さらには二十八宿の中でも一番いいとされる「鬼宿日」と重なります。新規ごとや大事な決断はこの日に行うといいでしょう。

 16日の「不成就日」は、一歩下がって、周りの様子を見るのが吉。行動も、周りに合わせて動いたほうが、凶を免れるでしょう。

 17日は「己巳」ですが、「仏滅」と重なっている吉凶混合の日。この日は、弁財天を始め、神仏参拝をして心穏やかに過ごすといいでしょう。

 18日の「大安」は「九紫」と重なります。集中力や芸術センスが高まる日です。芸事にチャレンジしてみてはいかが?

 21日は「一粒万倍日」だけではなく、「開(ひらく)」「房宿(ぼうしゅく)」と吉日が重なるラッキーデー。新しいことに挑戦しましょう。勝負事にも向いている日ですので、告白や何かの応募、宝くじの購入やギャンブルにもオススメです。ただし「友引」なので、凶時間であるお昼は避けましょう。

 22日も続けて「一粒万倍日」。出費は、次々にお金が出ていくのでNG。お財布の紐は固くしておきましょう。幸せの種まきを行うと、いいことがやってきます。

 「仏滅」の23日は、十二直が「建(たつ)」で吉凶混合。勇気がでなくてできなかったことを行うのは、吉です。一歩前に進むことで、物事が進展しやすくなります。ただし、派手な行動や高所で行うことは、凶に傾くのでやめたほうがいいでしょう。

 24日も「大安」「不成就日」の吉凶混合です。この日の九星は「三碧」で、コミュニケーション運が高い日。自分からどんどん話していきましょう。スピーディーに行動できる分、大事なことが抜け落ちやすくなっています。チェックはこまめに行いましょう。

 「寅の日」の26日は、二十八宿の中でも吉が強めの「牛宿(ぎゅうしゅく)」と重なる大吉日。お昼は特に運気がよくなっています。チャンスをつかみたいなら、この日のランチタイムを狙いましょう。

 29日の「巳の日」は「仏滅」と「破(やぶる)」が重なり、凶の色が強い日。恋愛面では、しくじりが多くなるかもしれません。好きな人の前では、動揺しないよう落ち着いて行動しましょう。パートナーがいる人は、口ゲンカに注意。

 「大安」の30日は、吉日である「室宿(しつしゅく)」と重なる日。神社やお寺の参拝、新しい御札をお受けするのに適しています。早めに、古い御札やお守りを納めるのもいいでしょう。

 「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1日〜2日は北東、3日〜7日は東、8日〜13日は南東、14日〜18日は南、19日〜24日は南西、25日〜29日は西、30日は北が凶方位になります。

 暦の上では、冬に入る11月。冬は「水」の気が強くなります。体がこわばり、落ち込みやすくなるのです。少しでも寒さを感じたら、身体を温めるものを食べたり、ゆっくりお風呂に入って身体を緩めましょう。
(咲羅紅)※画像出典/shutterstock