“技術の日産”の粋を結集させた、新型「日産リーフ」。進化したゼロ・エミッション車を体感できる

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日産自動車株式会社は9月6日、電気自動車(EV)の新型「日産リーフ」を初公開した。同車は、排出ガスが出ない“ゼロ・エミッション”であることに加え、電動パワートレインならではのパワフルな加速、低重心をいかした軽快なハンドリングを実現。進化した自動運転技術をはじめとする先進技術をあわせ持ち、「技術の日産」の粋を結集している。

充電スポットはおでかけ先でも安心の全国約28000基。充電時間は40分ほど

日本のガソリンエンジン車ユーザーの平均走行距離は年間9500km。1週間で180kmを走行することになるが、1回の充電で航続距離が400kmに伸びた新型「日産リーフ」なら1週間に1回以下の充電で走行可能だ。

また、EVと聞いてまず不安に思う充電スポットも充実している。急速充電器は全国に7100基以上。普通充電器とあわせて約28000基まで拡大した。主な設置施設は、自動車販売店、コンビニエンスストア、道の駅、SA・PAなど。※数値は2017年3月末現在、日産調べ

同車は400kmの航続距離(JC08モード)を実現し、今まで以上に安心して長距離ドライブを楽しむことが可能となった。また、高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」の採用に加え、パーキングにおいてすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」を搭載。さらに、アクセルペダルの操作だけで発進、加速、減速、停止までコントロールできる「e-Pedal」により、運転時の負担が大幅に軽減される。

西川廣人社長は同日の発表会で、「新型『日産リーフ』は、当社のブランド戦略である“ニッサン インテリジェント モビリティ”をけん引する車」と話すとともに、「世界が本格的なEVの時代へ動き出したこのタイミングで新型リーフを発表でき、いち早くゼロ・エミッションに取り組んできた日産のリーダーシップを示すことができた」と先駆者としての自信をのぞかせた。

国内では約315万〜399万円で10月2日に発売を開始。米国、カナダ、欧州では2018年1月からの予定。【ウォーカープラス編集部】