自分が一番モテやすい「恋愛マッチングアプリ」はどれ? 女子ユーザーぶっちゃけ座談会

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恋愛マッチングアプリをご存知でしょうか?ザックリと説明すると、登録している人の中から条件が合う男女をマッチングさせ、出会いのきっかけになってくれるアプリのことを言います。

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世は今やマッチングアプリ戦国時代!『pairs』、『Tinder』、『omiai』、『Poiboy』などなど、多種多様なアプリが存在し、もうどれがどれやらの状態です。

「イケメン・ハイスぺック男子と出会いたい!どのアプリを使ったらいいの?」というあなたの為に、マッチングアプリ上級者ユーザーの女子たちに集まっていただきました。「結局女子にはどれがオススメなの?」「使用する上での注意」などなど、女子の感想をぶっちゃけてもらいます。

―まずはお一人ずつ自己紹介をお願いします。

みほたんさん:みほたんです。アラサーです!(笑)。主に恋愛関係のネタを中心に執筆するライターをやっています。

いろいろやってみたけど、結局よく使うマッチングアプリは『Tinder』かな?あと、『JOIN US』も開いているけど、実際そこから人にあった事があるのは3回ぐらい。最近『Poiboy』を試してみたりはしています。

Bさん:公務員をやっております。24歳です。過去に使ったことがあるのは『pairs』と『JOIN US』ですが、実際に会ったのは『pairs』だけですね。最近彼氏が出来てから、暇つぶしに『Tinder』を始めました(笑)。

Cさん:25歳です。4月からIT系のベンチャー企業で働きはじめます。一番使ってるのが『pairs』ですね。次点が『Tinder』と『タップル誕生』。

使用しててむしろストレスたまったのが『カフェフレ』…。あとは『SnapDinner』、『マッチアラーム』、『マッチラウンジ』、『ゼクシィ恋結び』とかも使ってはみました(笑)。

Bさん:どれだけ使ったんですか…!プロだ!

―各マッチングアプリについては後ほど詳しくお伺いします(笑)。さて、そもそも「マッチングアプリって、名前は聞いたことあるんだけど、なんだろう?」って読者の方もいると思うのですが、いわゆる「出会い系」とは違うんですよね?

みほたんさん:うーん、出会い系を使ったことがないから何とも言えないんですが、マッチングアプリはFacebook連動のものも多くて、身元がしっかりわかりやすいんですよね。出会い系というより、SNSの延長として使ってる感覚かな。

Bさん:私も出会い系は使ったことないですね。

―マッチングアプリを使う以前から、ネットを媒介して男性と会ったことはありましたか?

みほたんさん:mixiのコミュニティのオフ会に行ったことがあります。でもそれは男性と2人っきりで会うわけじゃないから特に抵抗はなかったかな。

Cさん:私はTwitterで男性のフォロワーさんと会ったことがあります。その人が告知していたライヴに行って会ったところから仲良くなりましたね。私もみほたんさんと一緒で、イベントついでにカジュアルに会った感じだから、別に抵抗はなかった。

―最近の若い女性は、ネットを媒介して人と会った経験がある人が多いから、マッチングアプリに対しても抵抗がない?

みほたんさん:それも結構あると思います。あと、私が最初に使ったのが『pairs』だったんですけど、あれもさっき話したFacebook連動なんですよね。それも大きいかな。Facebookって実名わかるし、普段の投稿も見れるし、その人がどんな感じのキャラクターなのかなんとなくわかるから。

でもそれで慣れちゃって、『Tinder』とかは相手のFacebook見れないのに普通に会っちゃってるけど(笑)。

Bさん:私はオフ会とかの経験はないのですが、Facebook連動の安心感は大きいですね。

―マッチングアプリで出会った人とお付き合いした経験はありますか?

Bさん:私は無いですね。

Cさん:あるけど長続きしませんでした。

みほたんさん:ありますし、まあまあ続きましたね。周りでもマッチングアプリで知り合った人と付き合ったり、結婚に至ってる人もいます。

―今日お集まり頂いたみなさんはお綺麗ですし、交友関係も広い方々ですよね。普段から素敵な男性との出会いはそれなりにあると思います。それなのになぜマッチングアプリを利用されるのでしょうか?

Cさん:同じ畑の人とずっと一緒ににいてもつまらないから、自分の行動範囲の外側にいる人と知り合いたくて使ってる感じですかね。誰でもそうだと思うんですが、学校にいるとどうしても学校内だけが出会いの場になりがちだし。

みほたんさん:あと、こういう言い方すると語弊があると思うんですけど、長年生きてると自分の畑は恋愛沙汰で荒せなくなってくるじゃないですか(笑)。職場とかなら後に響くし。もう自分の畑では作物が収穫されつくしてて、肥沃な土地を求めてマッチングアプリへ(笑)。

一同:(爆笑)

みほたんさん:男女問わず大学卒業してすぐぐらいまでって、かなり出会いがあるじゃないですか。大学時代の友達が就職して、そこの繋がりの出会いとか、後輩から持ち掛けられる飲み会とか。そこの出会いの繋がりが終息しきったり、友達になっちゃったりして恋愛対象として見れる人がいなくなった30代手前ぐらいの人たちがマッチングアプリを使いはじめるパターンが多いのではと(笑)。

―最近は『相席屋』もブームですし、「肉食女子」という言葉が流行ってからも久しいです。「現代性はどんどん狩りに出る傾向がある」という認識が世の中やマスメディアの間でも何となくあると思うんですけれども、みなさんその辺はどう思われますか?

Cさん:男性の草食化…、とかもよく言いますよね。どうなんだろう。女性だからといって出会いに対して受け身でいなくちゃならないとは思ったことはないな。

みほたんさん:1995年にリリースされた広瀬香美の『ロマンスの神様』の歌詞に、「年齢 住所 趣味に職業 さりげなくチェックしなくちゃ 待っていました合格ライン」ってフレーズがあるんです。あれ、広瀬香美本人が書いてるんですけど、めちゃめちゃ肉食ですよね(笑)。バブル以降の女子はなんだかんだずっと肉食だったんじゃないのかなあ?

Cさん:それがこういうアプリなんかで出会いの場ができて、改めて表面化してきただけなのかもね。

―みなさんの周りで、同じようにマッチングアプリ使っている人は多いですか?

Bさん:まあまあいますかね。話題にも出ます。

Cさん:私はそういう話をしないですね。蓋を開ければ多いのかもしれないけど、みんな言わない。あと個人的にはライバル増えるの嫌だから言わないかな(笑)。

みほたんさん:ライバル増えるの嫌だからってすごいですね!(笑)。私の周りはそこそこいるし、言ってる。男友達はなにかのアプリでマッチングされちゃう可能性もあるんですよ!だから先手を打っとこうと!

Bさん:私、実際に知り合いとマッチングされちゃったことあります(笑)。

―これからマッチングアプリを利用してみようと思っている人におすすめのアプリを教えてください。

みほたんさん:なんだかんだ『pairs』が一番知名度があるし、親切な仕様だなって思いますね。

Cさん:『pairs』はとにかくユーザーが多いから一番いろんな人がいる!でもお堅い普通のサラリーマンの人が多いかも。

みほたんさん:カジュアルに恋人を探してる人よりは、ややガチの婚活してる人が多めかな。選択肢とかが充実してる分、アプリが重いんですよ。それもあってふるいにかけられるというか、ガチな人じゃないと見れない(笑)。

Bさん:その分、年収とか、喫煙するかしないかとか、兄弟構成とか、いろいろ細かく設定して探せるんですよね。あとご飯に行った時に割り勘なのかとかも設定できます。

Cさん:『ゼクシィ恋結び』は割と『pairs』に仕様が似てるんですけど、割とハイスぺック男子が多かった印象ある!おすすめかも。

みほたんさん:あと、『pairs』の対抗馬は『Omiai』とかかな?『pairs』に追いつけ追い越せって感じでユーザー多いらしいよ。

頭一つ抜けてるのが『Omiai』『pairs』で、あとはその下にその他の『ゼクシィ恋結び』『タップル誕生』…、とか諸々が並んでる感じかなあ。で、『JOIN US』や『Tinder』が、もっとカジュアルな別の系統としてある感じ。

Bさん:『Tinder』はそれこそ暇つぶしにできるぐらいのカジュアルさですね。

Cさん: お手軽にできる分、マルチ商法に勧誘してくる人がめっちゃ多い!あと基準が緩いから実は彼女持ちとか、実は既婚とか、そういう人も多いかも。職業的にはクリエイター系が多いかな。

みほたんさん:「ご飯行ける友達募集してます!」みたいな人もいるし、同性同士でも友達探しのマッチングができるんですよ。だからSNS要素強いかな。ただ、マルチは多いですが(笑)。

Bさん:『JOIN US』は近くにいる暇な人が表示されるんですけど、現在地と顔以外の情報がわからないから、恋人探しとしてはあまり使えないですね。

みほたんさん:しかもその日表示された情報が次の日に持ち越せないから、当日中に会ってLINE交換するなりしないと駄目なの(笑)。偶発的な出会いを楽しむ感じ。

―男性のプロフィールを見て、「こういう人に連絡したいな!」という基準はありますか?

Bさん:プロフィール画像が自撮りの人と、顔がちゃんと写ってる画像使ってない人は嫌ですね。

みほたんさん:あー!わかる!

Bさん:あと、「フットサル・スノーボード・ボルダリングが趣味です!」って人が嫌いです(笑)。それ書いとけばモテると思ってる感が…!

一同:(爆笑)。

みほたんさん:いるよね、アクティブアピールしてくる人!こちとらインドアなんだよ!サブカルなんだよ!(笑)

Bさん:女性は男性に比べて“いいね”がいっぱい来るんで、その中で目について深くかかわってみたいと思った人にメッセージを送る感じなんですよ。だからよくあるモテそうな要素並べられてもあまり響かないんですよね。

―コンテンツ力がある男性が魅力的に見えるということですね(笑)。

Cさん:そうそうそう!

みほたんさん:せっかくマッチングアプリ使ってるんだから普段出会えないような層と出会いたいですよー。

Bさん:マッチングアプリは写真とスペックがまずは大事だと思うから、どちらかに自信がある男性じゃないと残念ながら勝率低いと思います…!

みほたんさん:年収200万の30代男性とか、申し訳ないけどどんなに性格が良くてもマッチングアプリでモテるのは厳しい…!でもそれで顔がすこぶるイケメンならお前は写真が勝負の『Tinder』をやれ!!

Bさん:そうそうそうそう!自分が一番モテやすいマッチングアプリを探すのは大事。

みほたんさん:例えば、顔が良いなら『Tinder』!顔に自信がなくても年収やスペックに自信があるなら『pairs』! 女性は比較的なんでもなんとかなると思うんですが、男性は市場を見極めてやるべきです(笑)。

あ、地方なら『pairs』が出会いやすいのかな?実家が関西の田舎の方なんですが、地元周辺で『pairs』婚の話聞いたことがありますよ。

Cさん:あと、やっぱり礼儀って大事だと思うので、プロフィールの文章がちゃんと日本語になってない人とか、いきなりLINEに持ち込もうとする人は嫌だなあ。

みほたんさん:男性はやりとりにお金がかかるアプリも多いんで、気持ちはわかるんですけど、そこで誠意を見せるのは大事だと思います…!

―マッチングアプリを利用していて印象的だった出会いを教えてください。

Cさん:以前、官僚の方とマッチングしたことがありますね。こんな職業の方も利用してるんだなってびっくりしました(笑)。

みほたんさん:プロフィール写真がイケメンで、Skypeのビデオ通話でもイケメンで、実際会ったらめっちゃブスだったことが…!(笑)向こうからビデオ通話持ち掛けてきてたんで、自覚した上での犯行だったと思う(笑)。

Bさん:有名大卒、大手広告代理店勤務勤務の超イケメンといい感じになってホテル行ったらち○こが超小さかった事が…。

一同:(大爆笑)

Bさん:「こんなハイスぺックすぎてイケメンすぎる人がなぜマッチングアプリを…?」って思ったらそういう事だったのかと(笑)。

みほたんさん:“チン”事件だな〜(笑)。

―最後にこれからマッチングアプリをはじめようと思っている方にメッセージをお願いします。

Cさん:女性はやっぱりある程度の警戒は必要だと思います。実際にご飯に行くことになってからLINEは交換するとか。

みほたんさん:私はLINEを教える時に自分のIDを教えないようにしています。もしそれで検索されると他のSNS出てきちゃうんで(笑)。

Cさん:それされちゃったことある(笑)。あとは初めて会う時は「次の日の朝早いから」って言って解散時間を決めておくとかね。

Bさん:私は塩対応って訳じゃないですが、男性の方から頑張ってアプローチしてくれた方としか会わないようにしてますね。軽いノリでセックスが目的なら、そんなに頑張ってアプローチはしてくれないと思うんですよ。

―普通の男女関係と同じような、危機管理と見極めは必要ということですね。

みほたんさん:そうですね。でも、上手に使えばすごく面白いと思うので、みなさんマッチングアプリと上手くお付き合いして楽しんでください!(笑)