1
©PIXTA

シンガポール島内をオープントップの2階建てバスで巡る「Hop on Hop off bus」は、効率良く観光したい人にぜひおススメしたいバスツアー。全4ルート、乗り降り自由の50の停留所には、主要観光地やホテル、ショッピングモールなどが含まれる。観光バスの域を超えた一つの移動手段としても利用したい。

 

360度のパノラマビュー



©TRIPPING!

シンガポールの街を歩いていると、2階建てバスのオープントップから陽気に手を振る外国人観光客に出会うだろう。スペインのCity Sightseeingグループが世界97都市に展開する観光バス「Hop on Hop off bus(ホップ・オン・ホップ・オフ・バス)」は、シンガポールはDuck & HiPPO社が運営。商業施設Suntec City(サンテック・シティ)を起点とする全50か所の停留場は、シンガポールの主要観光スポットやホテル、ショッピングセンターを結ぶ。

バスの2階前方は屋根が無く、気持ちのいい風を感じながら360度シンガポールの風景を楽しむ事ができる。後方には屋根があるので、直射日光が気になる赤ちゃん連れの旅行者も、また、観光中スコールに見舞われても安心。

 

主要観光スポットを網羅



©TRIPPING!

バスの種類は3種類、全4ルート。まずは、赤いバスが目印の「City Sightseeing(シティ・サイトシーイング)」。リトル・インディアやチャイナタウンなど、南北に渡る18の停留所を巡る「Red Heritage Route(レッド・ヘリテージ・ルート)」と、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイやボタニックガーデン、オーチャードエリアなど東西20の停留所を周る「Yellow City Route(イエロー・シティ・ルート)」の2コースに分かれる。どちらも約1時間のコース。

次に、茶色のバスが目印の「The Original Tour(ザ・オリジナル・ツアー)」では、東西南北25カ所をくまなく巡る。文化的、民族的スポットが中心となるコースで、一周一時間半程度。

最後に、黒い車体が目印の「Gardens-Sentosa RHiNO Feeder(ガーデンズーセントーサ・リノ・フィーダー)」。その名の通り、サンテック・シティを出発した後、マリーナ地区のシンガポール・フライヤーやマリーナ・ベイ・サンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの人気観光スポットを経由し、セントーサまでつながるルート。このバスのみ2階にも屋根が付いている。

これらの3種類のバスが終日乗り放題というパッケージは、観光地を効率よくお得に回りたい人には言うことのない贅沢なツアー。1日券(2日券)を購入すれば、24時間(48時間)どのバス停からも乗降車可能。朝8時台から夜19時台まで、15分〜20分間隔でシンガポールの主要スポットを周り続けるこのバスは、観光客の足としても重宝されている。

 

無料ガイドツアーも


このホップ・オン・ホップ・オフ・バスでは、チャイナタウンとリトル・インディアのみ、バスを下車して歩きながらのガイド付きツアーも。追加料金無しで参加できるのが嬉しい。この機会に多様な文化に触れてみては?
 
◆China Town Walk 
開催曜日:月・水・金
時間:14:30〜17:00
集合場所:48 Pagoda Street

◆Little India Walk
開催曜日:火・木・土
時間:10:30〜13:00
集合場所:The Verge Shopping Centre(ザ・ヴァージ・ショッピング・センター)メインエントランス

 
ツアー利用の際は、イヤホンの持参を忘れずに。車内のイヤホンジャックと繋げば、11か国語での録音ガイドも楽しむ事ができる。

チケットの購入はサンテック・シティ1階のDUCK & HiPPO Hubやシンガポール・フライヤー1階のチケット売り場、オーチャードやチャイナタウンのTourist Information Visitor Centre(ツアリスト・インフォーメーション・ビジター・センター)、またチャンギ空港の到着階カウンターなどでも購入可。
ツアーの詳細はこちら>

 
Hop On - Hop Off Bus Tour Singapore(ホップオンーホップオフ・バスツアー・シンガポール)
・電話:+65-6338-6877
・料金:(1日券)大人S$33、子供(3歳〜12歳)s$23 (2日券)大人s$39 子供S$27