銀座7丁目で育ち、初めて歌舞伎座の舞台に立ったのは5歳のとき。そして40歳になった現在も、この街で人々を魅了し続ける尾上松也(2代目)さん。そんな松也さんは銀座をどう歩くのか追うと、街を舞台にするような存在感を放ちつつ、誰よりも溶け込んでいた。「博品館の匂いに心躍りました」銀座とともに生きて40年。どこから見てもこの街が似合う松也さんだが、「正直、昔は銀座が嫌いでした」と話す。「子どものときは、大人な