東京に点在する、いくつものバー。そこはお酒を楽しむ場にとどまらず、都会で目まぐるしい日々をすごす人々にとっての、止まり木のような場所だ。静かなバー。賑やかなバー。大規模なバーに、隠れ家のようなバー。どんなバーにも共通しているのは、そこには人々のドラマがあるということ。カクテルの数ほどある喜怒哀楽のドラマを、グラスに満たしてお届けします──。Vol.1 <ネグローニ> 小松早紀子(22)の場合例年にないほど