『20代のうちに結婚したほうがいい』一昔前の価値観と言われようとも、そう考える女性も少なくはない。そんな焦りにとりつかれ、30歳目前でスピード婚をした広告デザイナー・穂波。しかし穂波は、すぐに後悔することになる。「なんで私、焦ってプロポーズをうけてしまったんだろう」私にふさわしい男は、この人じゃなかった――。◆これまでのあらすじ一樹に離婚を突きつけ、颯斗と結婚を見据えて付き合い始めた穂波。順調な暮らし