執筆の仕事をしていると、便利だなと思う。何がって記憶の改ざんが。自分にとって都合の悪い黒歴史のあれやこれやを封印し、温もりのあるエピソードのみに編集することができてしまう。そんな折にやってきた今回の「イタい恋ログ」の執筆依頼。つ、ついに心のパンツを脱ぐ時が来たか……。そんな気持ちで筆を取りました。ライターの「みくりや佐代子」と申します。イタい恋と聞いて真っ先に思い出したのは、アイドルに恋をした中学