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夏の東京ディズニーリゾートは、お盆(2014年は、8月10日から16日ごろ)に、混雑のピークを迎えます。最大の問題となる暑さ対策を中心に、大混雑のお盆ディズニーの攻略法を紹介します。

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■1. お盆期間は避ける

2014年8月の混雑のピークは、8月10日から16日ごろのお盆シーズンだと予想されます。

参考記事『【東京ディズニーリゾート】お盆が大混雑のピーク! 2014年8月の混雑対策まとめ』

お盆以後も、土日並の混雑が継続しますが、それでも、8月10日から16日ごろの、真っ直ぐ歩くのにもストレスを感じるような大混雑に比べれば、まだ遙かにマシです。

炎天下では、ただ立っているだけでも、どんどん体力を奪われます。人混みのストレスが、2倍にも3倍にも感じられます。

この時期しかまとまった休みが取れず、遠方から来園する方などは仕方がないのですが、関東在住などいつでも来られる方の場合は、お盆期間は避けるのが賢明です。

■2. 日中は頑張りすぎない

真夏の東京ディズニーリゾートは、地面がアスファルトやコンクリート中心であることもあり、お世辞にも涼しい環境とは言えません。照り返しが強烈で、特に小さな子どもにとっては、過酷な環境になります。

大量に汗をかき、飲んだお茶やスポーツドリンクが、そのまま体の外に出ていってしまうような気さえします。気候の良い春・秋シーズンと比較すれば、行動力は半分に低下します。

朝から晩まで、たっぷり楽しみたい場合は、日中は頑張りすぎないのがコツ。

ファストパスを活用して、待ち時間なく人気アトラクションを楽しんだり、室内アトラクションを中心に回ったり(外で長時間並ぶものは避ける)、ショッピングを楽しんでコインロッカーに預けたり。

久しぶりの東京ディズニーリゾートで、気がはやって仕方がないとは思いますが、日中に体力をごっそり奪われてしまうと、せっかくすごしやすくなる夕方以降に、あまり動き回れなくなってしまいます。

■3. 夏5ウィークデーパスポートを活用する

いつでも遊びに来られる近県在住者なら、暑さで体力が奪われる日中は、きれいさっぱり諦める方法もあります。

平日17時から入園できる「夏5ウィークデーパスポート」を利用すれば、グンと涼しくなる夕方以降を、たっぷり活用できます。

東京ディズニーランド『雅涼群舞』や、東京ディズニーシー『ミニーのトロピカルスプラッシュ』は諦めなければいけませんが、夕方以降もショーやパレードは充実しています。

東京ディズニーランドなら『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』『ワンス・アポン・ア・タイム』『ミニー・オー! ミニー』『 ワンマンズ・ドリーム? - ザ・マジック・リブズ・オン』、東京ディズニーシーなら『ファンタズミック!』『テーブル・イズ・ウェイティング』『ビッグバンドビート』などなど。

また、すごしやすくなるだけでなく、東京ディズニーランド東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』や東京ディズニーシー『ファンタズミック!』が公演される19時、20時ごろになると、アトラクション待ち時間も、目に見えて短くなってきます。

■4. クールスポットやクールグルメを活用する

東京ディズニーランド東京ディズニーシーでは、パーク内数カ所にクールスポットが登場しています。気休め程度ではありますが、見つけたらひんやり涼んでおきましょう。

クールダウンに個人的におすすめなのは、シェイブアイス(かき氷)や、東京ディズニーシーならクラッシュアイスや、アルコールです。

特に、東京ディズニーシーに初登場となったクラッシュアイス(ライチー&グレープフルーツ)は、真夏の炎天下では最高の美味しさ。ディズニーファンの評判も高く、個人的には「ぜひ、定番商品として定着してほしい!」と思うくらいです。

東京ディズニーシーのもう一つの楽しみは、アルコール。『ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ』ではフローズンマンゴーカクテルが、『ユカタン・ベースキャンプグリル』では、キウイモヒートが、『レストラン櫻 テラス席』『ノーチラス・ギャレー』では、キリン一番搾りフローズン<生>が販売されています。

暑い中で飲むアルコールは、最高に美味しいですが、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を!

■5. 室内レストランやディズニーホテルでゆっくり休憩する

30℃をこえる気温の中では、無理は禁物。食事は、冷房の効いた室内レストランに入り、ゆっくり休憩したいところです。

混雑時は、レストランに入るのにも1時間待つようなケースもあり得ます。プライオリティシーティングを活用するのが王道です。

ティーブレイクには、東京ディズニーランドのすぐ目の前にある、東京ディズニーランドホテル『ドリーマーズラウンジ』がおすすめ。

見た目も豪華で楽しい『“ディズニー夏祭り” アフタヌーンティーセット』や、ディズニー映画『アナと雪の女王』スペシャルノンアルコールカクテル “オラフ” などが提供されています。

ホテルのチェックイン時間である15時前後を除けば、パークのレストランが大混雑していても、待たずに入れる可能性が高い、超穴場です。ぜひ活用してください。


■ワンス・アポン・ア・タイム鑑賞は大渋滞の心構えを

車で遊びに行く予定の方で、なおかつ『ワンス・アポン・ア・タイム』を鑑賞するつもりなら、帰宅時には大渋滞にハマる心構えをしておいてください。

何しろ人気沸騰のショーで、大多数の方が「ワンス・アポン・ア・タイムを観たら帰ろう」と考えています。駐車場から出ようとする車が集中してしまうんです。

公演時間が夜遅いので、ピークをずらして帰ろうとするわけにもいかず、『ワンス・アポン・ア・タイム』を鑑賞するのであれば、もはやどうしようもありません。

特に、入園者数が増えるお盆期間(8月10日から16日ごろ)は、駐車場から出るのに30分や1時間は覚悟しておいたほうがいいでしょう。


以上、“お盆” ディズニーの暑さ&混雑対策を紹介しました。炎天下とうまく付き合って、夏ならではの東京ディズニーリゾートを、たっぷり楽しんできてください!