【スマホ】要注意! 体調不良を引き起こす“NGなスマホの使い方”5つ

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株式会社博報堂が昨年11月29日〜12月1日、高校〜69歳の男女に「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」を行ったところ、スマートフォンの保有率は55.2%。国民の約2人に1人は所有していることが明らかになったそう。

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そのうち20〜29歳は82.0%、30〜39歳でも64.0%と、若い世代を中心に実に高い保有率を誇るスマホの人気っぷり。北は北海道から南は九州まで、スマホの保有率に地域差がないことから、いまの私たちの生活にとってスマホがいかに無くてはならないものになっているかがわかりますね。

それだけにスマホの使い方にも、気をつけなければならない点がいくつも存在しますが、どういうわけか。これら“全国のスマホ保有率”と、“スマホ操作によって、体の不調を感じている人”の割合はほぼ同じ、という事実をご存知でしたか?

■間違ったスマホの使い方をしているのは男性よりも女性の方が多い!?

インターワイヤード株式会社が男女7399人に行った「インターネットを利用した市場調査」で、“スマホの使い方と姿勢”についてこんな興味深い結果が発表されています。

詳しい調査データの結果を覗いてみると、スマホユーザーの41.1%は「1日に1時間以上」、スマホを使用していると回答。このなかには1日6時間以上、3〜5時間以上の利用もざらで、同じ条件ながら一般の携帯電話は7.8%。この結果から見てもスマホユーザーがいかに長時間使用しているか、を伺い知ることができますよね。

それだけ長時間使用してれば、目や肩に支障をきたすのもムリはない気がしますが、さらに気になるのがユーザーによるスマホの使い方です。というのも、スマホを使うシチュエーションが「室内(照明が消えている・暗い)」と答えた男性が21.1%だったのに対して、女性は39.7%。女性の割合は実に約4割近くもいる、という現状が露わになっているのです。

また、スマホを操作するときの姿勢にも問題が潜んでいるようで、「寝た状態」で操作をする男女は39.5%にも上っているのだとか。こちらも不思議と、男性が32.6%だったのに対して女性は49.2%。女性が約5割近くを占めていることから、どうやら間違ったスマホの使い方をしているのは、男性よりも女性の方が多いのかもしれません。

実際、「あなたがついついやってしまいがちな姿勢は?」と聞いたところ、「猫背になってしまう」と答えた人は37.3%。これを男女別に見てみると、男性は27.8%。全体の数値より低めでしたが、女性は38.7%と、さすがに無視するには気になる割合の多さですよね。

■悪いと分かっていながらスマホユーザーの半数が対策を取ってない!?

さらに気になるのが、スマホの操作によって「体の不調を感じている人」が全体の57.1%もいる、という結果です。具体的な症状は、「目のコリ・疲れ」が最も多く37.0%。続けて、「肩こり」と答えた人は25.3%。

いずれも不調を感じている人のほとんどが、上記のスマホの使い方に難がある人ばかりが当てはまっているのだそう。改めて、その特徴を以下に並べてみましょう。

●1日に1時間以上スマホを使用している。
●照明が消えている、あるいは暗い部屋でスマホを使用している。
●寝ながらスマホを覗いている。
●猫背でスマホをしている。
●同じ姿勢のまま、長時間固まってしまっている。

これらの行動が他のシチュエーションのなかでも高い割合を占めており、同時に不調を感じる原因でもあるよう。このページを見ているあなたも、このような行動を普段何気なく取ってしまってはいませんか? どことなく体調が悪いと感じているのなら、もしかしたらスマホの使い方に何かしらの問題があるのかも。

そうは言っても、実際のところは具体的な対策を取ろうとする人が少なくないようで、「特に対策はしていない」と答えた人は47.1%と、その割合はほぼ半数。どれも無意識にやってしまいがちな行動だけに、「いけないことだとは思うんだけど……」と頭ではわかっていながら、あまり深くは意識していない人が大多数なのかもしれません。

■体調を崩すスマホの使い方は挙げ句、恋人も幻滅させてしまっている!?

実際、筆者の周りにいる友人からも、恋人のスマホの使い方に幻滅する声があちこち飛び交っています。

「同棲したばかりのころ、彼女がソファーで仰向けに寝っ転がってゲームしているところを見てしまった。

元々頼りになる、しっかり者のイメージだっただけに、ポテチを頬張りながらスマホをしていたのには、正直驚いた。俺が帰ってきても全然気づかないし、家ではこんな感じなんだろうなと思うと、少しショックだった」(28歳/営業)

この手の恋人の思わぬ姿に、ガッカリしてしまう瞬間ってありますよね。これだけなら「意外とだらしないんだな……」だけで済みますが、何度も繰り返してしまうと、さすがにイメージダウンに繋がってしまいます。

「私はデート中、決まってスマホに手を触れる彼にウンザリしてしまいます。この間も一緒にカラオケに行ったんですが、私が歌っている最中も彼はスマホでメールやSNSをチェック。

『デート中は、スマホを触らないで欲しい』とは言いませんが。ご飯中やウィンドウショッピング中もスマホを手放せない彼を見ると、さすがにちょっと気になってしまいます。仕事の連絡なら仕方ないけど、そうじゃなさそうだし……」(27歳/販売)

恋人のスマホの使い方で、最も多い幻滅の理由がこれではないでしょうか。たしかにデート中にスマホをチェックされると、ムードも削がれてしまうどころか、それこそ「スマホと私どっちが大事なの……?」という状況になってしまいそうですよね。

■個々のリテラシーが問われる時代!スマホの使い方ちゃんと理解してる?

スマホ全盛期といわれている昨今、いまやスマホを手にするのは当たり前の時代になりました。とはいえ、ひとりひとりが認識するスマホの使い方は、その人気とは裏腹にまだまだ追いついていないところがあるのかも。

間違ったスマホの使い方をしている割合が男性よりも女性に多い理由も、スマホ向けのサービスが女性に受けている背景があることが考えられそうです。

個々のスマホリテラシーを向上する意味でも、正しいスマホの使い方を身につけることは大切なこと。ひいては恋人にもドン引きされないよう、いま一度スマホの使い方について見直してみてはいかがでしょうか。

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