事故になってからでは遅い! 「自転車通勤」の守るべきルール7

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最近、移動手段として自転車を使う方がとても増えてきました。特に“自転車通勤”をする方が増え、中にはクロスバイクやロードバイクなど、いわゆるスポーツバイクに乗る方も少なくありません。

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私もトライアスロンをやっていますので、自転車には頻繁に乗ります。涼しい時期は、仕事のアポイントに自転車で移動することもしょっちゅうです。健康的ですし、自転車に乗ることそのものには賛成派なのです…が、残念ながら自転車ユーザーの“マナー”があまりに酷い。ときには事故にも繋がりかねない、危ない乗り方をしている方もいらっしゃいます。

そこで今回、道路交通法の観点での「自転車の乗り方」、そして安全に自転車ライフを楽しむうえで守って頂きたいルールについて、いくつかご紹介したいと思います。

■歩道はNG!?自転車が走るべき場所

「自転車は、歩道を走るのが常識!」なんて思っている方、実は多いのではないでしょうか。まず重要なのが、この「自転車は道路のどこを走るべきなのか」という点です。

最近は自転車道が設置される道もあり、その場合には歩道に設けられた自転車道を通ることになっています。車道に自転車レーンが設けられていることもありますので、これもまた同様です。

問題なのは、そのような自転車道や自転車レーンが設けられていない場合。多くの道路は、ガードレールなどで歩道と車道が区別されていると思います。そうした道路では、『車道を走行するのが原則』なんです。

さらに車道を走る場合、左側通行が基本。つまり「車道を走るなら、車と同じ側を走れよ」ということです。ただし、「幅3m以上の歩道」は自転車も走行可能。ただし歩行者優先が原則になります。とはいっても、3m以上かどうかの判断は、目視でなかなか判断のつくものではないですが。また幼児・児童や高齢者は例外(トロトロ&フラフラで車道を走られたら、よけいに危ない・・・)なのでご注意を。

自転車にも交通ルールが存在しますので、まず走行場所くらいは把握しておきましょう。

■事故になってからでは遅い!夜のライトは背後にも

通勤であれば、帰りは当然夜になります。夜になれば、自転車のヘッドライトを点灯させるのは当たり前。無灯火運転は警察にも止められますし、これは一般的でしょう。

スポーツバイクではヘッドライトが付いていないことも多いので、忘れずに取り付けましょう。

しかし特に車道を走る場合、これだけでは不十分です。前方にいる自転車に気付かず、車が追突してくる…なんていうこともありえます。

そこで大切なのが、背後のバックライト。自転車には反射板が付いていることも多いですが、ライトは付いていません。しかし自動車を考えてみてください。自動車はヘッドライトを点けると、バックも一緒に点灯します。車道を走るのですから、やはり自転車も同じ用な装備が必要。もちろんそれが、自分の身を守ることにもなります。

バックライトは自転車に直接取り付けるのではなく、着脱可能なLEDライトを用意するのがお勧め。自転車本体はもちろん、カバンや服に取り付けられるので便利です。自転車を複数台持っている人でも、1台を持ち歩けば費用も掛かりません。

■周りにも注意して!自転車通勤のバッグ選び

いわゆるビジネスバッグは、そもそも自転車移動を想定した作りではありません。

良くあるのが、肩掛けベルトで斜め掛けしたまま自転車に乗っている方。カーブを曲がる際などに、身体からバッグが離れて人に当たりそうになっている姿が良く見られます。

肩掛けベルトを使うなら、身体に密着するようベルトを短くすること。ビジネスバッグには本やパソコンなど堅い物も入っていますので、そこに自転車のスピードが加われば、もし人に当たった場合に大きな怪我にも繋がりかねません。メッセンジャーバッグのようなイメージなのかもしれませんが、メッセンジャーバッグは身体にしっかり密着するように設計されているんです。

利用なのは、背負えるタイプのバッグ。最近は有名なビジネスバッグブランドも、このタイプのものを増やしてきました。両肩で背負っていれば横揺れも少ないですし、周囲も危険にさらされるようなことはありません。

■まだある自転車マナー

<車道走行>
・停車している車を避けるときは後ろを振り返り、先に車を行かせてから進む
・右左折する際には原則し、人を巻き込まないよう歩道側も確認 など

本来ならば、自転車ユーザーも自動車と同じように交通規則を学ぶ場が必要なのだと思います。右左折で自動車に巻き込まれたり、信号無視したりする姿も多く見受けられます。

誰もが利用する道路ですから、最低限のルールを守って気持ち良く利用したいものですね。

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