母の自分に似て目が細い娘。容姿に悩むあの子の力になれるなら


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「この顔じゃ生きていけない」

娘の悲痛な叫びに、どう向き合いますか?

ある日、中学生の娘・ひかりが突然「整形したい」と言い出し、母・彩は戸惑いを隠せませんでした。しかしひかりは思いつきで言ったのではなく、学校で容姿をからかわれ傷ついていたと知った母は、悩んだ末に娘が望む二重整形に同意しました。

手術後、ひかりは自信を取り戻し、彩も平穏な日常が戻ったことに安堵。しかし、それも束の間の幸せだったのです…。

「醜い」という呪いが根深く巣食い、次第に精神を病んでいくひかり。希死念慮まで抱くようになった娘の命を繋ぎ止めるため、彩はふたたび「美容整形」という選択肢に向き合うことになりますが…。

現代のルッキズムの呪縛に苦しむ親子の姿を描くセミフィクションをお送りします。

※本記事はうみの韻花著の書籍『娘に整形したいと言われたら』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


ちょっとひかりのことで...


整形!?


まだ顔も変わるし俺は反対だな


そうだよね...


美容クリニック


いっつも眠そうだし


容姿に悩んだことは私にもあった


10代の頃は整形なんて現実味がなくて


でも...


ねぇねぇ


こっちの子だけでいーや!


比較されることも一度や二度ではなかった


どうにかやり過ごしてきた


あの頃から20年以上経って...


今の子たちにとって特別なものじゃない


目細!


ヒカリちゃんと並ぶのもう無理


私に似て一重だから...


自分の顔見るのも嫌


ひかりの力になってあげたい


著=うみの韻花/『娘に整形したいと言われたら』