客「お金払いたくありません!!」傷んだ野菜サラダを【ドレッシングで誤魔化す】カレー屋店員に憤慨!

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カレー好きのA子が見つけた近所のインドカレー屋さん。お気に入りで頻繁に通っていましたが、ある日、久しぶりにランチに行ったとき、店員の不誠実な行為にA子は心底失望しました。
今回は筆者の友人A子から聞いたカレー屋さんでの出来事をご紹介します。

カレー好きのA子、近所のインドカレー屋に夢中

A子は、無類のカレー好きで、週末には新しいカレーライス屋を巡るのが趣味でした。ある日、近所にインドカレー屋があることを知り、期待に胸を膨らませて訪れることに。

初めてその店に足を踏み入れると、店内はお客さんで大賑わい。とても活気に満ちていました。肝心のカレーライスもとても美味しくて、A子はそこで味わったスパイシーで本格的なインドカレーの虜になり、定期的に通うようになりました。

流行り病で変わる店の風景

しかし世界的な流行り病が蔓延すると、状況は一変。しばらく足が遠のいていたA子が再びそのカレー屋を訪れたとき、店内は以前の賑わいを失い、閑散としていたのです。

流行り病の影響で、多くの飲食店が経営難に陥っている中、この店も例外ではありませんでした。

失望のサラダに隠された真実

流行り病が落ち着き始めたころ、A子は再びインドカレー屋に足を運びました。いつものランチセットを頼み、久々の味を楽しみにしていました。しかし、最初に出されたサラダを見てA子は驚愕しました。サラダがやけにドレッシングで覆われており、野菜が全く見えない状態だったのです。

確かに、以前食べたときもオレンジ色のドレッシングがたっぷりとかかってはいたのですが、今回は明らかに異常な量でした。不審に思ったA子がドレッシングをフォークでそっと避けてみると、なんと茶色く変色したキャベツがどっさりと現れたのです。

「こんなことするなんて信じられない」と憤ったA子は、店員にサラダの状態を見せ、「傷んだ野菜のサラダには料金を払いたくありません!」ときっぱり言いました。店員はただただ平謝りするばかり。A子は料理には手をつけずカレー屋を後にしました。

店の閉店とA子の思い

その後、しばらくして、そのインドカレー屋は閉店しました。A子は当然の結果だと感じました。客足が遠のき、経営が厳しくなっていたことは理解できます。また、食材を無駄にしたくない気持ちも分かりますが、お気に入りのお店だったからこそ余計に、傷んだ野菜を使ってそれを隠すためにドレッシングで誤魔化す行為にA子は心底失望したのでした。

いろいろな事情があるかもしれませんが、お金を払って食べに来ている以上、お客に対しては誠実であるべきだと強く感じたA子のエピソードでした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。