夫婦にとってお金の話は、避けて通れない重要課題。いざ必要になったとき、ふたを開けてみたら全然貯まっていなかった…！なんてことにならないように、今すぐテコ入れを！　お金のプロであるファイナンシャルプランナーが過去のマネー相談の傾向から、よくある「貯まらないパターン」を厳選！　当てはまったら要注意です！

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お金が「貯まらない」夫婦の�爐△襪△覘�5つ（1）お金の管理が相手任せになっている

出典: 美人百花.com

夫婦それぞれで貯めている場合も、どちらか1人が貯蓄を管理している場合も、お金の話をろくにせず、「やってるだろう」と相手任せで進んでいくのは危険！　いざ必要になったときにふたを開けてみると、思ったより貯めてない、実はまったく貯めていなかった、といったことになりかねません。定期的に今いくら貯まっているかを報告する習慣をつけることが大切。

（2）「なんとなく」で貯めている

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目的や目標を持たずにお金を貯めるのは、気持ちがゆるむ原因に！　無駄遣いへの抑止力が弱く、貯まるスピードが遅くなりがちです。夏休みの海外旅行までに○万円、子どもの成人までに○万円、老後資金に○万円など、具体的なビジョンと期間を決めて貯蓄計画を立てましょう。

（3）全部「ちょっといい物」を買いがち

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例えば割高なスーパーで日常的に食材を買うなど。高級品でもなくプチプラでもない、間の「ちょっといい物」というのが落とし穴。確かに品質はいいけれど、すべてにおいてそれを選んでいると、支出は増えるし無駄遣いの実感が薄め。使っている感覚も麻痺するので危険です！

（4）2人ともお金について学ぶ意識が低い

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「NISAもiDeCoもよくわからないし、保険の見直しも面倒くさい」……夫婦そろってそんなマインドだとマネーリテラシーが育たず、増やせるはずの資産も増やせません！　マイホーム購入や出産などをきっかけにどちらか1人でも学ぶ意識を持てば、家計は変わります！

（5）世帯収入が完全に1人に依存しきっている

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例えば夫が会社員、妻は専業主婦で世帯月収を5万円上げたいとき、夫の収入アップより妻がパート勤務する方がスピーディーですよね。家計状況に応じて柔軟に働き方を考えられる方が当然貯まりやすいのですが、意外と稼ぎ頭をかたくなに1人としている家庭もあるんです。

アドバイスしてくれたのは

（株）Money＆You取締役　ファイナンシャルプランナー

高山一恵さん

結婚、出産など多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要と、女性目線のマネー事情をわかりやすく発信。豊富な知識をもとに、講演や執筆、マネー相談を行う。顧客にはアラサー女子も多数！　「美人百花」本誌にて、「賢く生きるレディのためのマネーサロン」を連載中。

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掲載：美人百花2023年7月号「賢く生きるレディのためのマネーサロン」

監修/高山一恵　取材・文/鹿志村杏子　再構成/美人百花.com編集部