とにかくイケメンが多いから。【なぜ日本の女子は”韓ドラ”にハマるのか #1】
今日はどんな気分になりたいですか?
ライフスタイル誌のライターをしながら、なりたい気分にぴったりな韓国ドラマをオススメする、韓国ドラマコンシェルジュの石川です。
初めて見た韓国ドラマは、2000年に日本の地上波で初めて放送された「イヴのすべて」(チャン・ドンゴン/キム・ソヨン)。TV局を舞台に繰り広げられる、予想のつかない展開に衝撃を受けて以来、現在も常に2〜3作品は観ています。
今回から韓国ドラマ連載を執筆することになりました。テーマは「なぜ日本の女子は”韓ドラ”にハマるのか」。
「そんなの決まってる、○○だからでしょ!」と、理由を1つに絞れないのが面白いところ。
毎回さまざまな切り口で、多彩な作品とともに考えていきます。好きなドラマがそれぞれ違うように、みなさんハマる理由もさまざまです。どうぞ気軽にお楽しみください。
■ 「とにかくイケメンが多いから」
1作品あたりイケメンが3〜4人出演するのは当たり前。今回特に推したい作品は、『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』(イ・ジュンギ/IUほか)です!
ある日突然、現代から高麗皇室にタイムスリップした美容部員のヒロイン(IU)が出会ったのは、8人のイケメン皇子たち。はい、8人ですよ8人! しかも見た目や性格、特技が全く異なる。そして、彼らとヒロインが紡ぐストーリーは胸キュン、笑いあり、裏切りあり、壮大な伏線もあって一気に引き込まれます。涙なくしては観ていられない展開も多く用意されていて、ただのイケメン大集合ドラマじゃない。ハマる要素が盛りだくさんの作品です。情景豊かに描かれる美しい映像、そしてとにかくかわいいヒロインIUにもぜひ注目してほしい。何度観ても号泣してしまいます。
イ・ジュンギ(顔に傷を持つ第4皇子)、カン・ハヌル(禁断の恋に落ちる第8皇子)、ナム・ジュヒョク(芸術家肌の第13皇子)、これがドラマ初出演だったEXOのベクヒョン(やんちゃな子犬系の第10皇子)など、今では主役級のイケメンスターが勢揃い。時代劇初心者さんでも観やすいので、ぜひチェックしてみてください!
■これもチェックリストに! コンシェルジュおすすめ「眼福イケメン」作品
・『花郎〈ファラン〉』
1500年前の新羅の時代。頭脳明晰、武術にも長けた、花のように美しい青年たちだけを集めて結成した、王の親衛隊『花郎』。実はその中に、世間に顔を明かすことなく生きてきた王が加わっていました。仲間の敵討ちをするため、ムミョン(パク・ソジュン)も『花郎』になって敵を探していくというストーリー。
パク・ソジュンと言えば、『梨泰院クラス』よりも『花郎〈ファラン〉』の長髪姿をぜひ見てほしい! 演技ドルも大活躍していて、パク・ヒョンシク(ZE:A)、ミンホ(SHINee)、今ではなかなか見られないV(BTS)の演技も拝めます!
個人的には、『100日の郎君様』にも出演しているト・ジハンの、大きな瞳に吸い込まれそうになりました。
・『私のIDはカンナム美人』
大学入学を機に、整形で完璧な美しさを手に入れた主人公ミレ(イム・スヒャン)と、幼少期のトラウマのせいで美しい見た目の女性には見向きもしないト・ギョンソク(チャ・ウヌ)。大学を舞台に、二人の恋模様が繰り広げられます。胸キュンの連続です。そして、本当の美しさって何だろうと考えさせられます。
今年6月に4年ぶりの来日公演を行う予定の演技ドル、チャ・ウヌ(ASTRO)。顔天才と言われている彼の、ひたすらカッコイイ姿に眼福! そして、シーズン3まで配信されている人気ドラマ「結婚作詞離婚作曲」のパク・チュミが、母役で出演しています。彼女の美しさやファッションにも注目です。
いかがでしたか? いろいろなタイプのイケメンが高い演技力でドラマに深みを与えて、面白くしてくれているからハマってしまうのでしょうね! 次回もお楽しみに。
※2022年4月の情報です。
(石川晴美)