【12月の開運日カレンダー】「天一天上」最終日の26日。年末の大掃除が終わっていないならこの日までに!

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――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか? 12月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!

■12月の吉日

・大安(たいあん)……4日、10日、16日、22日、28日
 大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……3日、4日、17日、18日、29日、30日
 「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。

・寅の日(とらのひ)……8日、20日
 トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるといわれている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。

・巳の日(みのひ)……11日、23日
 巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。

・天一天上(てんいちてんじょう)……11日〜26日
 方位の神様である「天一神(てんいちじん)」が、天上に行く日。この日から16日間はどの方角に行ってもいい日とされています。ただしこの期間中、「日遊神(にちゆうしん)」が代わりに家の中にとどまるため、家の中を清潔にしなければ神様に怒られてしまうといわれています。

■12月の凶日

・不成就日(ふじょうじゅび)……2日、8日、16日、24日
 悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまう凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。

・十方暮れ(じっぽうぐれ)……2日〜11日
 十方暮れは、十干(天)と十二支(地)の組み合わせが悪く、天地のバランスが崩れ、何をやってもうまくいかないとされる期間。結婚や旅行、相談ごとの凶日です。

■12月の注目日&要注意日

 2021年最後の月をよりよく過ごすなら、大事なことや、行っておきたいことは中旬頃にまわすといいでしょう。

 2日から「十方暮れ」が始まります。「十方暮れ」の期間中、特に2日と8日は「不成就日」が重なる大凶日。2日は争い事や他者へのマウントで評価が落ちないよう、8日は浪費で金銭面が苦しくならないよう、気をつけましょう。お財布のケアをすると、「寅の日」効果で大きな出費を免れます。

 3日は「一粒万倍日」、4日は「一粒万倍日」「大安」と重なる吉日ですが、「十方暮れ」効果で、いいことよりも悪いことが倍になりやすい日。謙虚になり、人に尽くして徳を積み上げるのが吉です。

 10日の「大安」も「鬼宿日」と重なる吉日ですが、凶期間中なので積極的な行動は控えめに。この日は誰かを喜ばせたり、自分の目的や目標を明確にしたりすると、運が開くヒントを得られそうです。

 十方暮れ最後の日と「天一天上」の始まり、「巳の日」が重なる11日。年末の大掃除はこの日から始めましょう。トイレなどの水回りを行うと、「巳の日」効果で金運アップ!

 16日は、「大安」と「不成就日」が重なる日。十二直は「開(ひらく)」で、吉が強い日です。不浄なものは凶とされている日でもあるので、この日は部屋の掃除やシーツの交換をして、しっかり換気を行いましょう。来年に向けて縁起物を飾ると、開運効果が期待できます。

 17日、18日と「一粒万倍日」が続きます。この2日間はいいことをして、たくさんの幸せを呼び込みましょう!

 十二直は「建(たつ)」、九星は「六白」と重なっている18日は、新しいことを始めたり、物事を前向きに取り組んだりするといい日。なにかを勝ち取りたい人は、この日に勝負にかけるといいでしょう。

 20日の「寅の日」は、九星が「四緑」と重なり、お出かけ先でご縁が繋がりやすい日。「先負」の凶効果がない、午後から夜に外出しましょう。外出を控えている人は、遠方にいる信頼がおける人に仲介役をお願いするのもいいでしょう。

 1年のうちで、昼が一番短くなる「冬至」の22日。「大安」と重なっています。この日は、柚子湯に入って体を癒やしましょう! 九星は「二黒」で、英気を養うのにいい日ですので、おいしいものを食べるといいでしょう。冬至に食べる、かぼちゃやれんこんなどの「ん」がつくものは、縁起がいいとされています。

 23日「巳の日」。十二直では「執(とる)」、二十八宿は「斗宿」と、吉が強い日です。何かを手に入れたり、育てたりするのに適している日です。年末のお買い物をするなら、この日に行うといいでしょう。ただし、お昼のみ吉の「赤口」が重なっています。お昼に買い物ができない人は、別の吉日を狙って。

 クリスマスイブの24日は、「不成就日」、十二直は「破(やぶる)」と、凶が重なる日。合コンやパーティーでは、いい人が見つかっても誰かにとられてしまいそう……。パートナーがいる人は、横恋慕のきっかけが生まれるかもしれません。こまめに連絡をとるようにしましょう。事前に2人きりになれる場所を確保して、のびのびとデートを楽しむと心配が解消されます。

 「天一天上」最終日は26日。年末の大掃除が終わっていない人は、この日がラストスパート! 神様に喜んで帰ってもらうために、住まいを綺麗にしましょう。

 28日は「大安」、十二直は「開(ひらく)」、二十八宿は「室宿」の大吉日。縁起物を買う、新しい財布を買う、神仏の参拝などの、福を呼び込むアクションを行いましょう。また、この日までに正月飾りを飾って。

 29日、30日と「一粒万倍日」が続きます。後悔が倍にならないよう、新しい年を迎える前にやり残したことがある人は、この2日間でやりきってしまいましょう。また、この2日間に連絡を取りたい人に連絡をとったり、年末の挨拶にまわったりすると、来年以降もよいお付き合いができそうです。

 「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1日〜5日は北西、6日〜10日は北、27日〜31日は北東が凶方位になります。

 2021年も、残り1カ月となってしまいました。年末はどのようにして過ごしますか? お参りに行く人も、家でゆっくり過ごす人も、いい年越しを迎えられますように!
(咲羅紅)※画像出典/shutterstock