「第一印象は最悪!でも徐々に惹かれて……」が理想の出会い1位!2、3位の胸キュンな出会い方は?
一目惚れ、偶然の出会い、数年ぶりの再会、知り合うはずのない世界の人との出会い・・・あなたの理想の出会い方はどんな形ですか? 人それぞれ「理想の出会い方」は異なりますが、「運命的な出会いをしたい」と思う気持ちは誰もが同じ。株式会社BookLiveがマンガ好きの会員2,129名に行った調査によると、理想的な出会いで最も多かったのは「第一印象は最悪だが、徐々に打ち解けあう」というスタイルであることが判明。なんと45%以上の人が憧れていることがわかりました。
しかし最近は理想の出会いどころか新しい人との出会いがなかなかできないのが現状。コロナ禍で「出会いが減っている」と感じている人は6割もいることが明らかに。それでもこんな状態だからこそ「人とのつながり」に期待しているという人も多く、約4割の人がこの春「新たな出会いを期待する」と答えていることがわかりました。では実際どうやって出会えばいいの? 今回は、総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べのデータを元に、みんなの理想の出会いと、コロナ禍での出会い方についてまとめてみました。
理想の出会いは「第一印象最悪」系
マンガ好きの人に、理想の出会い方について、「マンガで典型的な出会いのシーン」から選んでもらったところ、最も多かったのは「第一印象は最悪だが、徐々に打ち解けあう」で972票(約45%)。学園モノでも、恋愛モノでも、社会人モノでも、最初の印象は「なんだコイツ」という異性に惹かれ、徐々に関係が進展していく作品って少なくないですよね。お互いを知っていくうちに、心の変化があるのは私たちの日常でもよくあること。そんなところに共感を得ているようです。実際に、「第一印象は最悪だけど、実は…というギャップに弱いです。」(30代・女性)とか、「バチバチのライバルから友情が芽生えたり、いけ好かない奴がいざという時に頼りになったり…が好きです。」(40代・男性)というコメントもありました。
2位は「偶然に偶然が重なる」が839票(約39%)。やはり現実の世界でも偶然が重なると「運命」を感じるものです。
3位は「昔一度出会っている相手と、10年ぶりなど、年月が経ってから再会する」が754票(約35%)でランクイン。これは現実の世界でも、同窓会や友人の結婚式の二次会などでよく起こるエピソード。もしかしたら私にもそんな運命の出会いがあるかも!? と期待している人も多いのではないでしょうか。
1〜3位までが現実でも起こりうる設定だったのに対し、4位、5位は現実離れしたエピソードがランクイン。これは単なる理想というより、一種の現実逃避として憧れている人もいるのかもしれません。「ありえないとわかっていても、ハイスペックなスパダリキャラがやっぱり理想です。」(30代・女性)や「異世界モノはやっぱり好きです。現実から逃れたい…」(30代・男性)という人もいるようです。
「一目惚れ」は最近は人気低迷気味。「容姿だけに惹かれる」は評価されにくいのかも。
意地悪だと思っていた先輩が、実は優しかったとか…女子はギャップに弱いのです。
「この春、新たな出会いを期待している」4割
それぞれ憧れる理想の出会いがあるとわかったところで、今度は現実に戻り、コロナ禍での新しい出会いについて調査。春は「出会いの季節」と言われていますが、今年は例年のようにはいかないかも!? ということで、「あなたはこの春、人との新たな出会いがある事を期待していますか?」という質問をしてみると、「とても期待している」「まぁまぁ期待している」と答えた人は合わせて4割程度。コロナ禍ではなかなか新しい人との交流を持ちにくいと考える人が多いのかもしれません。
ではコロナ禍で「人との新たな出会い」のために、何か取り組んでいることはあるのでしょうか? 何か積極的に取り組んでいることがあるかを尋ねたところ、10代〜20代の女性は半数程度が取り組んでいることが判明。30代以降は下がってくることがわかりました。
仕事で忙しい30代〜40代は、行動が限定的になるのかも
オンラインだと効率的に新しい出会いができる
具体的にどんな事に取り組んでいるかを尋ねたところ、1位は「zoom等、ビデオ通話ツールを使い始める」で、会議などのビジネスシーンで使われることで広まったツールが、プライベートでも広まっていることが明らかに。今までメール機能が中心だったLINEなどのアプリの通話機能を使い始める人も増えたようです。2位は「SNS等を通じて、同じ趣味の仲間を増やす」で、SNS等がこれまで以上に情報収集や人との交流のツールになっていることがわかります。ほかにも4位「オンラインでの会合への参加」や5位の「マッチングアプリ」は、コロナ禍で急速に利用者が増えたもの。最初は敷居が高かったようですが、今では便利に使いこなしている人が多いようです。
オンラインを通じて実際に新しい出会いが増えたという人も
具体的なエピソードを尋ねたところ、「今までSNSは情報を集めるために見ているだけでしたが、同じ趣味の人と感想を言い合うようになりました。」(20代・女性)や、「オンラインヨガを習い始めたのですが、レッスン後に先生と生徒たちみんなでオンラインでおしゃべりする時間も楽しいです。」(30代・女性)など、実際にオンラインで新たな出会いと交流を楽しんでいる声が多数聞かれました。恋活や婚活のために利用をしている人も多く、「マッチングアプリを使うようになって、逆に出会いが増えました…」(20代・女性)など、オンラインを通じて効率的に活動をしている人もいるようです。
コロナ禍でオンラインのサービスはより充実してきました。オンラインでの交流はリアルな交流より少し距離を感じたり不便なところがあるかもしれません。しかし一方で、効率的で、より気軽に連絡が取りあえるメリットもあります。積極的に行動するのが苦手な人にも始めやすいところも魅力の一つでしょう。オンラインツールをうまく利用して活動をすることで、この春は例年以上の出会いが期待できるかもしれませんよ。