「ホルモン焼き盛り合わせ(小)」(1080円)。名物のこてっちゃんや珍しいフク(肺)、ハツモトなど/デンスケ 天満店

写真拡大

食感や脂の旨味など多彩な味わいを持つホルモン。手ごろな価格で楽しめて、ドリンクにもよく合うためファンも多い。そんなホルモンの人気店をご紹介!

【写真を見る】肉匠名物!驚愕の「炙りユッケ」(637円)/豊後牛ホルモン こだわり米 匠

■ 約25種そろうホルモンは驚異の大きさと量が自慢!

大阪の吹田で伝説的な人気のホルモン店「デンスケ」が天六に進出。上質ながら大ぶりなホルモンは本店同様だ。内臓専門をうたうだけあり、25種以上ある焼き物メニューは、ほぼホルモン。どのメニューもボリュームがありファンを魅了する。

【大ぶりホルモン約250gが1080円!】「ホルモン焼き盛り合わせ(小)」(1080円)。名物のこてっちゃんや珍しいフク(肺)、ハツモトなど、その日のおすすめの超大ぶりホルモン11種が1切れずつ味わえる人気メニュー。

「コリコリ白センマイ」(右・756円)は、辛味噌がビールによく合う。ソーセージが入る「ポテトサラダ」(左・324円)。

シンプルな扉を開けて入る1階は、テーブル席が2卓。奥に厨房がある。2階は、日本酒のケースを椅子にしていたり、店主が描いた壁画があるなど、さらに手作り感あふれる。

「吹田・本店のオープン当初は、“デカすぎる!食べにくい!味が濃い!”と言われて、不評だったんですが、いつの間にかハマる人が増えて、人気のポイントに変わっていたんです。今では、大ぶりじゃじゃないと“デンスケじゃない!”って言われそうです」と店長の紺田涼平さん。

■デンスケ 天満店<住所:大阪市北区浪花町12-11 電話:080-2477-3054 時間:17:00〜売切れ次第閉店 ※24時ごろが多い 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:42席 駐車場:なし 交通:地下鉄天神橋筋六丁目駅より徒歩2分>

■ 巨大な炙りユッケが名物!

「豊後牛ホルモン こだわり米 匠」は、あっさりとした味わいの、大分の黒毛和牛「豊後牛」に特化した焼肉店。自社牧場で育てた豊後牛を多彩な調理で、手ごろに楽しませてくれる。名物はとろける炙りユッケのほか、注文を受けてから炊く「銀シャリ」(390円)も人気。

肉匠名物!驚愕の「炙りユッケ」(637円)。適度な火加減で炙った一枚肉で卵黄を包んだら、豪快にひと口で食べて。とろける肉の旨味と卵黄のまろやかさが溶け合って絶品!

「豊後和牛 ハラミ(肉厚)」(1069円)。とても柔らかく、噛めば肉汁があふれる。約60gで提供。

カウンターとテーブルのほか、個室もあるのでさまざまなシーンで利用する事ができる。

「西中島南方の飲食店が集まった“肉中島南方”は当店が発案。うどん店など多彩なジャンルの約40店舗が肉メニューを展開しています」と、店長の岩田匡記さん。

■豊後牛ホルモン こだわり米 匠<住所:大阪市淀川区西中島4-8-30 サンライズビル 1F 電話:06-4980-5201 時間:18:00〜翌3:00(LO2:00) 休み:不定休 席数:38席 駐車場:なし 交通:地下鉄西中島南方駅より徒歩3分>

■ 一頭買いの豚ホルモンは新鮮&高コスパ

「もつ焼き えるびす」は、豚を一頭買いで仕入れるため、お値打ちで楽しめる豚ホルモンが豊富。店でさばくため、希少部位の豚刺しはもちろん、焼き物も鮮度抜群だ。キンミヤ焼酎を使うサワー類やホッピーもそろい、関東流の焼きとん屋らしい時間が過ごせる。

レバーのなかでも希少な部分を軽く炙った、濃厚な旨味がたまらない「フォアグラればー」(上・464円)。ホホ肉と小腸の脂を交互に味わえる、食感と脂の甘味が豊かな「チャンポン」(下・1本108円)。

フローズン状のキンミヤ焼酎を使う「シャリキンバイス」(右・486円)。さっぱりした梅シソがチャンポンの甘味と合う。キンミヤ焼酎をウイスキーで割る、「ハイスキー」(左・421円)。ウイスキーのほのかな苦味がレバーの旨味と好相性。

焼き場が眼前のカウンターは、メニューの木札が並ぶ、にぎやかな雰囲気。

「塩や醤油の串は苦味と合わせて大人なあと味に。東京でも希少な『博水社』のハイサワーを使うレモンサワー(421円)もオススメです」と、店長の加藤良信さん。

■もつ焼き えるびす<住所:大阪市北区天神橋5-8-2 電話:06-6809-6396 時間:16:00〜24:00(LO23:00) 休み:なし 席数:33席 駐車場:なし 交通:JR天満駅より徒歩4分>

■ ホルモンと果実サワーを異世界空間で

「天国」は、探さないとたどり着けないという狙いで名付けられた隠れ家バー。クラブのような空間で味わえるのは、旬の果物を使ったサワーと国産ホルモンという異色コンビ。お値打ちながら某高級焼肉店出身のシェフが手がけるだけあり、味は抜群だ。

「ヒモ」(上・480円)。首と肩をつなぐ筋肉。赤身の濃厚な味わいと、ヘレのような柔らかな食感が絶妙。「トロテッチャン」(下・390円)。テッチャンでも脂の多い希少部分。自家製ダレが甘味を引き立てる。

「ブラッドオレンジ」(右・500円)。オレンジの酸味がテッチャンの脂の甘味をさっぱりと。「ゴールデンパイン」(左・600円)。果肉感あるパインの甘味がヒモの旨味をより引き立てる。

時間の違う時計を置くなど、異なる世界観をイメージしたクラブ的空間。

「ホルモンはすべて鉄板で焼いて出すので、ベストな状態で味わってもらえます。日替りのサワーも8種ほどと豊富にそろっています」と、店主のテイセイキさん。

■天国<住所:大阪市西区京町堀1-6-23 西京町堀ビル1F 電話:080-9474-2171 時間:17:00〜翌2:00(LO1:30) 休み:なし 席数:スタンディング約20人 駐車場:なし 交通:地下鉄肥後橋駅より徒歩2分>【関西ウォーカー編集部】