TAKEO・世界一飛龍窯 灯ろう祭り。斜面を埋め尽くす灯篭の波は圧巻

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空気が澄んだ冬の空にぴったりの光の祭典が、九州各地で行われている。どこに行こうかと迷っている人におすすめなのが、佐賀県を代表する温泉地・武雄市と嬉野市で開催される灯りイベント。

【写真を見る】TAKEO・世界一飛龍窯 灯ろう祭り。ハート形に灯篭を並べたスポット

■ TAKEO・世界一飛龍窯 灯ろう祭り(佐賀県武雄市)

世界一の容積を誇る「飛龍窯」の周辺で、灯籠とイルミが競演する祭り。約6000本の灯籠と数万球のイルミネーションが点灯し、幻想的な世界を作りだす。

バレンタインデー間近の開催ということもあり、ハートをかたどったイルミや灯籠が登場。カップルで訪れると2人の仲もいっそう深まりそう。オリジナルミニ灯籠作りや、好みの具をのせたピザを登り窯で焼ける体験コーナーも充実している。

■ 第17回 うれしのあったかまつり(佐賀県嬉野市)

嬉野温泉商店街一帯で行われる。本通り商店街沿いにずらりと並ぶ「百句百灯華灯籠(ひゃっくひゃくとうはなとうろう)」をはじめ、竹や陶器で作られた灯籠が日没から一斉に灯され、会場全体を温かく彩る。

美肌の神様ともいわれる“白なまず”の寝床をイメージしたランタンなど、日本三大美肌の湯としても有名な嬉野温泉ならではのユニークなものもお目見え。週末は温泉公園などで温泉湯どうふ、うれしの茶などの“あったかメニュー”を提供する食イベントも開催される。

寒さが厳しく、外出がおっくうになりがちなこの季節。ロマンティックな灯りを求めて、出かけみてはいかがだろう?【福岡ウォーカー編集部/杉山はづき】