Uta-Tubeの生放送終了後の(写真左)MCの鉄平、(左)BOYS AND MEN

写真拡大

中部7県エリアのNHK総合で放送されている、名古屋局制作のライブ音楽番組「Uta-Tube」(毎週土曜、午前10:55〜11:15)。この番組は有名アーティストのライブやトークが楽しめる番組で、2017年1月14日(土)に放送5年目にして初の公開生放送を行った。

【写真を見る】土田拓海

今回は、番組が追いかけてきた名古屋発のエンターテインメント集団「BOYS AND MEN」ことボイメンの武道館初ライブを祝し、「〜祝☆初武道館!リハ初日から密着しましたSP〜」というタイトルで、通常の時間より10分延長しての超スペシャル版として放送!その番組の様子から放送後の取材会までをレポートします!

約300名もの観客が見守る中、田中俊介、田村侑久、辻本達規、本田剛文、勇翔、平松賢人、土田拓海、吉原雅斗の8名がMCの鉄平に呼び込まれて登場。「本当に最高だった!夢のような舞台」(田村)と語る、1月7日に開催された日本武道館ライブの舞台裏の密着映像からスタート。朝8:30に会場入りから始まり、「今日は真っ赤な勝負パンツをはいてきました!勝ちます」と語る水野や、お弁当をほおばりながら束の間リラックスする勇翔、スタントのリハーサルを入念に行う辻本など、17:00開演ギリギリまでの様子がこと細かに映し出された。

そして本番の武道館シーンでは、和傘や扇子が印象的な「男は歌舞いて花となれ」、白の王子様衣装にウットリした「チョコレートプリンス」、白学ランで魅せてくれた「YAMATO☆Dancing」が流れ、観客は大盛り上がり。また「One For All, All For One 〜夢は叶えるもの〜」では、辻本をはじめとするメンバーの号泣シーンが。「今見てもいろいろ思い出す。あの曲は本当に泣けた」(平松)、「泣きそうになったけど、今俺が泣いても違うなと思って。泣かないメンバーが泣いてたから俺は我慢した」(勇翔)など、その時の心境も告白。

番組公式ツイッター(@nhk_utatube)から届いた「舞台から家族の顔は見れましたか?」の質問には、「めちゃ見えました!うちの家族はツアーで来てました」(田中)、「うちのおばあちゃんも来てて楽しいといってくれました。ボイメンは老若男女楽しめるんだなって実感した」(本田)、「ライブ終わってすぐお母さんから『賢人、かっこよかったよ』ってメールがきました」(平松)など答えてくれた。

その後、ライブ開催20日前から行われていた、連日深夜におよぶ練習場や体育館でのリハーサル風景を紹介。「3時間のライブはメンバー初めてなので体力作りが課題です」と吉原が話すとおり、体幹を鍛えるトレーニングやライブの一番の見せ場ともいえる殺陣の練習風景が映し出された。

そして、「練習よりかっこよくなってる」(辻本)と語る殺陣の本番シーンが流れて、密着映像は終了。大きな夢の舞台を終えて次の目標を聞かれると、「47都道府県ツアーが決まったので、まずはそこを頑張りたい!そして下半期ラストには紅白歌合戦に出たい!!」と宣言して、番組は終了した。

その後、水野勝、小林豊も参加して10名での取材会が開催。Uta-Tube生放送についての感想と武道館を終えての気持ちについてメンバーそれぞれが語ってくれた。

「武道館は本当に嬉しいの一言、夢のステージにこのメンバーで立てたのが本当によかった」(土田)

「Uta-Tubeは初の生放送であっという間に終わった印象。武道館は、今日の観客の方もたくさん見に来てくれていたみたいで、名古屋の人たちが応援してくれるからこそ僕たちが存在していると実感した」(勇翔)

「今回の生放送で武道館のリハの様子が流れたのが、感動的だった。自分たちの事を客観的に初めて見れました。武道館を終えての気持ちは、どこに行っても名古屋に帰ってこれると再確認した。軸足をぶれずに地元愛を忘れずやっていきたい」(本田)

「今回の生放送が流れていた時のツイッターのトレンドで1位になってたのが嬉しかった。僕たちが武道館に立つことで、名古屋の地元も盛り上がってくれるんだと感じました」(平松)

「Uta-Tubeは愛のあるVTRでまとまっているし、MCの鉄平さんのハンドリングのおかげでいち視聴者目線で面白かったと思う。武道館は大勝負だと思えた。だからこそ名古屋に帰ってきて、ホッとしたし落ち着く場所だと思った」(吉原)

「Uta-Tubeは鉄平さんと僕たちは昔から知っていて、波長も合うのでそれがテレビにも伝わったんじゃないかな(笑)。武道館を終えて名古屋に帰ってきてホッとして…本当マイスイートホームだと思いました」(辻本)

「初の生放送ということで、ボイメンが初をもらったってことが嬉しかった。番組とボイメンで今後も一緒に東海地方を盛り上げていきたい。武道館については、チラシ配りから始まった雑草グループが武道館に立ち夢をかなえたこと、夢が強ければ強いほど叶う…それが証明できたと思いました」(田中)

「NHKさんは『YAMATO☆Dancing』のリリース日についても取り上げてくれるなど、いつも応援してくれる。昔から知っている鉄平さんと一緒にこの番組ができて良かった。夢は叶えるものが今まで大事にしてきた僕たちのテーマ。それを武道館で伝えられたと思う」(水野)

「僕たちが初めて出た歌番組がUta-Tube。そんな大事な番組で生放送という新しいことに一緒に挑戦できたのもよかった。武道館をやることを聞いた時遠い存在になったと思ったけど、武道館ライブを見ていつもの変わらないボイメンで良かったとファンが語っていた。僕らもいつものボイメンらしく…と思って舞台に立っていたのでそれが伝わって嬉しかった。今後も地元ファンを大事にしたい」(田村)

「夢はあきらめなければ必ず叶う…それが武道館という夢を追いかけてきた自分たちがちゃんと実現することができてよかった。そしてみんなに支えられて叶えられたんだと感じた武道館でした。夢を叶えるということはゴールでありスタート。僕はこの10人で次の夢、ナゴヤドームを目指したいです」(小林)

また、今年の目標に掲げた紅白歌合戦出場に関しては、「紅白に出るには、老若男女から愛されるヒットソングが必要。昨年もヒットはしましたが、まだまだ。小さい子供から年配の方までが口ずさむまで伝わっていないので、ヒットソングを作りたい!」(辻本)とアツく語り、取材会は終了した。

今回の番組を記念して、NHK名古屋放送局の放送体験スタジオ「わくわく」では、1月14日(土)・15日(日)の2日間のみ、ボイメン祭りを開催。武道館ライブのステージ写真や超レアなオフショット、ボイメンメンバーやファンのコメントが入ったボードなどを展示。QRコードを読み込むと会場限定のボイメンスペシャル画像のプレゼントも!

2日間限定スペシャル企画展もぜひチェックしてみよう!