日本初!ラフォーレ原宿で、知られざる魔女の歴史がわかる「魔女の秘密展」開催

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ヨーロッパで古くから信じられてきた「魔女」。今では、童話やアニメにも登場するファンタジーのヒロインだけど、本当は歴史の中でどんな存在だったのか? 大阪や名古屋などで約14万人を動員した、「魔女」をテーマにした大規模な展覧会が東京にやってくる。

「ラフォーレミュージアム原宿」では、2016年2月19日(金)から3月13日(日)まで、「魔女の秘密展」が開催される。ドイツのプファルツ歴史博物館をはじめ、オーストリアやフランスなど30ヵ所以上の美術館や博物館から、日本初公開の作品を含めた絵画や書物、資料などを一堂に集めて紹介するとか。

「魔女をとりまく環境は、時代によって変わってきています。会場は、中世から近代へと時代に沿って『信じる』『盲信する』『裁く』『想う』という4つの章で構成していますので、その変化の様子を体感してみてください」と、広報担当者さん。

写真は、19世紀に児童書の挿絵画家として活躍したルイ=モーリス・ブーテ・ド・モンヴェルの絵画「サバトへ行く前のレッスン」(1880年)。サバト(魔女の集会)へ行く前に、年上の魔女が若い魔女に「飛行術」のレッスンを行っている絵なのだとか。19世紀に入って創作意欲をかき立てる存在となった魔女を「想う」絵として、第4章で展示されているそう。

また、日本のマンガ家たちが描く魅力的な「魔女たち」を紹介する特別展示も登場。こちらでは、『シュガシュガルーン』の安野モヨコさんをはじめ、『FAIRY TAIL』の真島ヒロさんら7人の漫画家による描き下ろしのイラストが並ぶ。

中世から近世へと移行する頃まで、人々は魔女の存在を「悪魔に従って、超自然的な力で害をおよぼす者」としてとらえていたそう。

さらに、印刷の技術が発達したため、魔女の悪いイメージが固定されて情報が広がることにもつながったそう。「盲信する」というテーマでは、これらの印刷物を中心に展示が行われる。

このほかにも、魔女から身を守るためのお守りや、「魔女狩り」などで無実の人が迫害を受けたときの実際の道具などが展示される。


また、会期中は、コスメとドラッグのセレクトショップ「アインズ&トルペ新宿東口店」で、「魔女」をテーマにしたポイントメイクが無料で受けられるタイアップ企画もあるそう。

「お友達と一緒にポイントメイクを施してもらってから、展覧会へ行くという楽しみ方もできます。また、当日券の半券持参で500円割引(対象店舗:新宿東口店、原宿店、渋谷センター街店)もあります」(同)

これまで知らなかった歴史を、当時の貴重な資料や絵画で実感すれば、現代のファンタジーの世界の「魔女」もちょっと違って見えるはず。

画像 上:ルイ= モーリス・ブーテ・ド・モンヴェル《サバトへ行く前のレッスン》 1880年 ヌムール城美術館 (C)RMN-Grand Palais / Rene-Gabriel Ojeda / distributed by AMF
画像 下:アルブレヒト・デューラー《空を飛ぶ魔女》 1500−1503年 中世犯罪博物館 (C)Mittelalterliches Kriminalmuseum in Rothenburg ob der Tauber