男性に引かれる「かわいい」の境界線〜合コンのエピソードで男女の感覚の違いを検証! 【恋占ニュース】

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何かを見て、思わず「かわいい」と言ったら、男性に「えっ!?」と聞き返された。そんな経験はありませんか?
反対に、男性が「かわいい」とほめる人やモノを見たら、「どこが?」と思ってしまったこととか。

女性と男性の「かわいい」の感覚は違うというのはよく聞く話ですが、いったい何が違うのでしょうか?またどこからそのような違いが生まれるのでしょうか?
今回は、合コンの体験談をもとに、20〜30代の男女の「かわいい」の違いを検証してみたいと思います。

【女性サイドのエピソード】

■個性的な女性は男ウケが悪い
友達に木村カエラちゃんみたいな雰囲気の女の子がいます。女友達に紹介したら「かわいい!おしゃれ!」と好評だったので、自信を持って合コンに連れて行ったのですが、あとで主催の男友達から「全然かわいくない。個性的すぎ…」と言われ、がっかりしてしまいました。ただ、デビュー当時のすっぴんみたいなカエラちゃんはかわいいというので、もう意味がわかりません。(25歳・アパレル)

■男は顔しか見ない
女性は、性格や服装も込みで「かわいい」かどうかを判断すると思うのですが、男性は本当に顔しか見ていない気がします。「顔が自分の好みに合ってるかどうか」「芸能人の誰々に似てるかどうか」だけで判断するので、大事な友達を紹介して「かわいくない」と言われると正直、腹が立ちます。人によっては自分の顔を見てから言えよ!と怒鳴りたくなります。(31歳・営業)

■男性の目は節穴!?
男の人は「作り込まれた女子のかわいさ」に簡単にだまされます。わたしも友達もすっぴんは地味なのですが、スタイルはまあまあ。ナチュラルに見える作り込みメイクでそれなりの美人に化け、合コンに行っては連絡先を聞かれまくっています。合コンでの出会いには「本質のかわいさ」は重要じゃないみたいですね。(28歳・販売)

――3人の意見を総合すると、みなさん、男性は結局、見た目でしか判断しないと考えているようです。でも…ということは、お目当ての相手がいるのなら、その人が好きな芸能人や、好みのタイプに外見を近づけるのが手っ取り早いのかも。
合コンの第一関門はやっぱり見た目。メイク美人だって、それで彼の恋愛対象になれるのなら、内面も好きになってもらえる大きなチャンスですしね。

【男性サイドのエピソード】

■自分よりかわいい子は連れてこない!
女友達が「かわいい子連れて行くから」と言っても、本人よりかわいい子を連れてきたためしがない。「かわいいでしょ?」と言われても「それは自分の次にだろ」とツッコミたくなってしまう。なので、相当かわいい子に頼まないと、かわいい子は来ません。ただ、もともと、そこまでかわいい女友達がいない…。(30歳・営業)

■“かわいい”がわかりづらい
女の子の“かわいい”は細かすぎます。「笑った時の横顔が優香に似ててかわいい」とか「女の子っぽいしぐさがかわいい」とか。「あの時のこれが」じゃなくて、とにかくぱっと見て「かわいい」と思える子を紹介してほしいです。(26歳・アパレル)

■かわいい=社交辞令?
女子はお互いを「かわいい」とほめ合って持ち上げることが多い気がします。見てると、相手の服や髪型をほめるふりをして、自分をほめてほしいだけなんじゃないかなと思うことも。あれは単なる社交辞令なんですかね?というか、もはや挨拶?(34歳・エンジニア)

――こちらはなかなか鋭い意見が。
「本人よりかわいい子を連れてこない」というのは意識したことがありませんでしたが、男性の目にそう映るっていうことは、女性の多くは無意識に、自分が一番かわいく見えるように仕向けているっていうことなのでしょうか。
コミュニケーションの一環として「かわいい」とほめ合うのは、確かにやっている人、多いかもしれませんね。

やはり男女の「かわいい」の観点って、ずいぶん違うみたいですね。
女性は内面も含めて広い意味で「かわいい」と言うのに対して、男性は本当に外見だけを見て「かわいい」と言う。これは男女の脳の違いのせいなのか、それとも進化の違いによるものなのか…。

あと、一つ気になったのは、今回お話を聞いた男性に共通していたのが「女性の“かわいい”を信用していない」という点です。
「何を見ても“かわいい”と言うのはどうかと思う」とか「雰囲気美人と“かわいい”は別物」とか。いち女性の立場からすると、なんだか悔しい。
時にはそんな男性たちにも、女性の言う内面の“かわいい”に目を向けていただきたいものですが…残念ながら、わかり合える日が来るのを待つよりは、自分が男性目線を心がけるほうが早そうな気がします。

(文=なつみかん)