バズ・ラーマン監督最新作に、ティファニーがオリジナルアクセサリーを提供！

『ムーラン・ルージュ』などで知られるオーストラリアの鬼才バズ・ラーマン（Bazz Luhrmann）が監督を手掛ける新作映画『ザ・グレート・ギャツビー（原題）』に、世界で最も有名な宝飾店と言っても過言ではないあのティファニー（Tiffany）がオリジナルのジュエリーを提供することが明らかになった。

1920年代を舞台にしたF・スコット・フィッツジェラルド（F. Scott Fitzgerald）の原作小説「華麗なるギャツビー」の映画化となる本作だが、上流社会のきらびやかな生活を描いた物語に彩りをそえるべく、主演を務めるキャリー・マリガン（Carey Mulligan）、レオナルド・ディカプリオ（Leonardo DiCaprio）、イズラ・フィッシャー（Isla Fisher）、トビー・マグワイア（Tobey Maguire）の4人に衣装の一環としてティファニーによる1点モノのアクセサリーが提供されることとなった。

この映画でプロダクション・デザインを担当するキャサリン・マーティン（Catherine Martin）とラーマン監督は、劇中で使用されるアクセサリーの提供を巡り昨年からティファニーと交渉を進めていたが、企画に賛同したティファニー側はフィルムメーカーらの期待に応えるべく過去のアーカイブをインスピレーションに、ダイヤモンドが散りばめられたプラチナの指輪や髪飾り、ブレスレットや真珠のネックレスといった数々の豪華アイテムを同映画のためだけに特別にデザイン／制作するに至った。

今回のコラボレーションに大満足していると言うティファニーの取締役副社長ジョン・キング（Jon King）氏は、ファッション情報サイトWWDに「我が社にとってはまさにピッタリの役目でした。と言うのも、ティファニーは映画で描かれる時代背景の1部として、劇中に登場するような当時の裕福な名士らによるパーティで中心的役割を果たしていたからです。ブランドのアーカイブにあった1920年代当時の華やかな宝石類を見本にして、アメリカを象徴するこのストーリーのために世界に1つだけのオリジナル・アイテムを作り上げました」と語った。

同映画は現在、監督の母国であるオーストラリアで撮影が行われている。