一度も会うことはなかった


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親の跡を継ぎ、小児科医として働くまどか。ある日、病院のテレビに流れたニュースに目を奪われます。

近所で起きた新生児遺棄事件--。映し出された容疑者の顔を見た瞬間、まどかは絶句。そこにいたのは、幼い頃に親しくしていた友人・のぞみだったのです。無表情で疲れ果てたその姿は、かつての面影とかけ離れたものでした。

なぜ彼女が--?まどかは、共に過ごした幼少期や、すれ違っていった日々の記憶を辿り始めて…。

イラストレーター・やまもとりえさんが描くセミフィクション『望まれて生まれてきたあなたへ』をお送りします。

※本記事はやまもとりえ著の書籍『望まれて生まれてきたあなたへ』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


■それぞれの生活

告白されました?


つきあってみることになった


今日も一緒に帰れる?


手とかつなぐのはイヤ?


毎日がキラキラしていたあの頃


その頃のあなたは


会うことはなかった


高校へ進学しないことを決めていた


著=やまもとりえ/『望まれて生まれてきたあなたへ』