冷静で優しい人だと思ってた。自分の都合で子どもにキレる夫の異常行動に唖然!


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ふたりの男の子を育てる主婦・あすかの悩みは、夫・和史の強すぎる執着。自分を優先してほしい和史は、乳幼児の息子にまで嫉妬し、あすかがどんなに疲れていても自分勝手なルールを押しつけ、思いどおりにならなければキレる「モラハラかまって夫」でした。

そんなある日、和史が「これ育てて」と持ち帰ったのは、8個のうずらの卵。それは、自分にかまってくれない妻を困らせるための新たな嫌がらせでした。しかし、このうずらの卵をきっかけに、歪んだ夫婦関係は思いもよらない方向へ。「私が結婚したのは、人間? それとも…」。夫・父親としての責任を放棄した和史と、そんな関係を諦めているあすかが行き着く先とは--?

※本記事は前川さなえ著の書籍『うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで』から一部抜粋・編集しました。

■プロローグ

あーコラコラ、ケンカしないのー


パパ帰ってきた


あれ...


お出迎えは?


ぞわっ


おかえりなさい、今日もお疲れさま


ちゃんと早く出てきてね


ボクのごはんができてないこと、関係あるの?


今後気をつけるように


すぐごはんの用意するから


うわーッ上手に描けたねぇ!


あっ!


ジャマするんじゃないよぉおおお


パパ、そんな大きな声出さないで


あの部屋にごはん持ってきて


言うだけムダね


パパたちのごはん、先に用意してくる


すぐ戻るからね


冷静でおだやかで優しい人だと思っていた


いつからこうなってしまったんだろう


ギャオギャオギャ


みんなもすぐごはんにするからねー


パパまたいっちゃったね


ハイごはん


おいしい?


ちゃんと順番にあげるからー


あなたもごはんよ


今日はね、しょうが焼きよ


ガツガツ


おいしい?


あしたのあさにはもどるといいなぁ...


著=前川さなえ/『うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで』