ガン治療の不安とストレス。家族に八つ当たりして落ち込む漫画家を励ました友人/元気になるシカ!2(8)
何度も休みながら歩いた帰り道。卵巣ガン全摘出、抗がん剤治療を終えた漫画家の日常/元気になるシカ!2(1)
アラフォーにさしかかったある夏の日、台湾ひとり旅へと出発しようとしていた漫画家・藤河るりさん。行きの空港で、猛烈な腹痛に襲われ倒れ込んでしまいます。旅行を中止し、病院の詳しい検査を受けた結果、告知されたのは「卵巣ガンの可能性」というものでした。
待ったなしで始まった卵巣・子宮全摘出手術、半年に及んだ抗がん剤治療。藤河さんを取り巻く環境は、がん闘病前とは180度変わってしまいました。すっかり落ちてしまった体力、まだまだ消えないお腹の痛み。弱った体を少しずつ回復させ、早く仕事へ復帰したい…!藤河さんのはやる気持ちは想像に難くありません。
※本記事は藤河るり著の書籍『元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました』から一部抜粋・編集しました。
■「当たる」は「甘える」
医学監修=きゅーさん@産婦人科医
著=藤河るり/『元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました』