木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いは?


世界一臭い缶詰は、納豆の約18倍、くさやの6倍以上のにおい!/頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(1)

「子どもの好奇心を高めたい」

「わが子に尊敬されたい!」

「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」

そんな時に役立つのが、教養系雑学。親から子へ、この世の中をより深く知るための知識や知恵を日々のコミュニケーションを通じて伝えていくのは、昔も今も変わらず、大事なことです。

学校では教わらない“タメになるうんちく”を、子どもとの会話の中でさりげなく話してみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、きっと子ども自身の「好奇心」をも刺激するはずです!

※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。

■木綿豆腐と絹ごし豆腐はどう違う?

ざっくりした味わいの木綿豆腐と、なめらかな舌触りの絹ごし豆腐。スーパーなどで並べて売られているこれらの食感の違いは、文字通り「木綿」と「絹」とどちらの布でこしたかによるのだろうか。

木綿豆腐は、たくさん穴の空いた箱の底に木綿を敷いて、豆乳を流し込んで作る。上に重しを乗せて穴から水分を押し出し、固まるとでき上がり。木綿豆腐についている布目は、敷いた木綿の型である。

絹ごし豆腐は、穴の空いていない箱に最初から濃いめの豆乳を入れて、そのまま固めたもの。「絹ごし」という名は、絹でこしたような食感から生まれたもので、じつは絹でこしているわけではないし、製造過程で一度も絹は使われていないのだ。

栄養価については、木綿豆腐は豆乳が凝縮されるためタンパク質が多く、絹ごしは水溶性のビタミンが多いといわれるが、大きな違いはない。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』