【アロマ占星術】11月22日、太陽が射手座へ 高まる開放感をアロマでサポートしよう！
――植物の成分や芳香によって心身を癒やすアロマテラピー。実はハーブやアロマは古代より占星術と密接に結びついてきました。私たちも古代の叡智であるアロマを使って、心地よいセルフケアをしてみませんか？
■太陽で導くアロマ占星術
私たちが現在暮らしている1カ月や1年という区切りは、太陽のリズムと一致しています。太陽は月に一度だけ星座を移動。太陽が滞在している星座は、その期間、世の中の雰囲気や人々の心身に影響を与えます。
11月22日、蠍座にいる太陽が「射手座」に移動します。その後12月22日までは、射手座の影響を大きく受けることになります。星座や惑星との関連植物から、この時期に起こりやすくなるメンタルの変化をよりよくサポートしてくれるアロマをご紹介します。
■射手座太陽期の特徴
【今回の太陽の位置】射手座（火のエレメント）
【期間】11月22日〜12月22日
【ポジティブなメンタル症状】未来志向になる、知的好奇心が高まる
【ネガティブなメンタル症状】現実をおろそかにする、興味が広がりすぎる
射手座は12星座の中において旅と哲学を司る星座。海外などの異文化や異言語、高度な学びや高い精神性などに縁があります。
また、とても開放的で自由な雰囲気に満ちるのも射手座太陽期の特徴。未来志向になり、新しい夢や理想を追いかけるエネルギーが高まるときです。肯定的に物事の明るい面を見ることができるでしょう。
ただし、そうしたエネルギーが悪いほうに働いてしまうと、地に足がついていないような浮ついた状態になってしまったり、出来もしないことを約束したりするような大風呂敷を広げる事態にも陥りやすくなります。
せっかくの肯定的な射手座エネルギーをよりよく使っていけるよう、エレメント別アロマでサポートしていきましょう！
・牡羊座、獅子座、射手座（火のエレメント）生まれの人……フランキンセンス
火のエレメントの人にとって、射手座太陽期は新しい夢を思い描けるとき。持ち前の行動力や決断力で、理想に向かって進んでいくことができます。ただしそのぶん、射手座エネルギーがもつ大らかさが悪いほうに働くことも出てきやすい時期です。落ち着きをもって物ごとに取り組めるよう「フランキンセンス」を使ってみましょう。フランキンセンスは、心に静けさをもたらす瞑想のアロマ。教会でも使われるなど、射手座的な精神性の高さを高める効果もあります。リラックスタイムに香りを深呼吸するようにしてみて。
・牡牛座、乙女座、山羊座（地のエレメント）生まれの人……ヒソップ
地のエレメントの人たちにとって、射手座太陽期はふだん保守的になっている心を解放できるチャンスの時期。ふだんは社会性や結果重視の判断をしていたとしても、この時期だけは楽しいことへとハートを開くのが正解です。射手座の守護星である木星のアロマ「ヒソップ」を使ってみましょう。ヒソップは古代から医療や宗教儀式にも使われてきたアロマ。恐れや悲観的な思いを癒やして、前向きに生きる元気を与えてくれます。日常的にお部屋に香らせるようにしてみてください。
・双子座、天秤座、水瓶座（風のエレメント）生まれの人……マジョラム
風のエレメントの人たちにとって、射手座太陽期は人間関係が広がりやすくなるとき。好奇心も高まるので、新しく何かを学びに行ったり趣味のサークルに参加したりなど、知的な面でも様々な出会いが起きやすくなるでしょう。ただしそのぶん、あれもこれもと手を出しすぎるのには気をつけたいところ。射手座＆木星と縁のあるアロマ「マジョラム」を使ってみましょう。マジョラムは、鎮静と高揚のバランスを整えてくれるアロマ。過剰な興奮を取り払って、おだやかで安定した気力を補ってくれます。アロマバスにするのがオススメ。
・蟹座、蠍座、魚座（水のエレメント）生まれの人……ブラックペッパー
水のエレメントの人たちにとって、射手座太陽期は願っていたことへの結果が得られやすいとき。特に魚座は、副守護星に射手座と同じ木星を持っているので、ほしいものへの引き寄せ力が高まる暗示です。この好機を取り逃がさないよう、射手座の象徴アロマである「ブラックペッパー」を使ってみましょう。
心身をあたためる作用があるブラックペッパーは、活力ややる気を呼び起こすアロマ。意識を目的にフォーカスさせ、矢をつがえた射手座の姿のように、一直線に進む勇気を与えてくれます。希釈して足裏マッサージに使ってみて。
射手座太陽期の影響は、太陽が山羊座に移動する12月22日まで続きます。射手座期の終わりは冬至でもあり、まさに年末ムードに包まれる頃です。思い残すことなく2021年の終わりを迎えられるよう、サポートアロマを使って楽しい射手座期を過ごしていきましょう！
（永沢蜜羽）※画像出典／shutterstock
