ファミマ中華まんの進化が止まらない!新感覚“焼きパオズ”も登場
昨年、大幅にリニューアルを行ったファミリーマートの中華まん。記者もそのおいしさに感激し、家の近所に他社のコンビニはあるのだが、昨年の秋冬は少し歩いてでも買いに行っていた。
【写真を見る】面白いほどチーズがよく伸びる!「チーズたっぷり熟成生地のピザまん」(130円)
そんなファミリーマートの中華まんが、今年はさらに進化。8月21日より、2018年度版の商品が店頭に並び始めた。
昨年のリニューアルで何がそんなに大きく変わったのかと言うと、一番は生地のおいしさだ。専門店と同じ2段熟成発酵の生地を実現し、手包みに近い食感にもこだわった。
今年は一部の商品の生地に、ファミリーマート専用の小麦粉を使用。発酵工程も見直し、より一層ふっくらと仕上げたという。
具材も改良を加えた。例えば「熟成生地の本格肉まん」(130円)は、肉のカットサイズを昨年よりも大きくし、ダイス状にカットした豚肉へ変更することで、食べごたえをアップ。
ゴーダとモッツァレラ、2種類のチーズを使った「チーズたっぷり熟成生地のピザまん」(130円)は、昨年にも増してチーズが伸びるようになった。
また、トマトのフレッシュな酸味が生きたソースに、今年はローストしたベーコンのエキスを新たに加え、味わいに深みを持たせたそうだ。
これらの定番商品も専門店に引けを取らない満足度の高さだが、プレミアムシリーズはより本格的な味わいを楽しめる。
とりわけ9月25日(火)に発売される「ファミマプレミアムチャーシューまん」(235円)は、コンビニの商品とは思えないほど高クオリティ。
試食会で一足早く試してみたところ、北海道産小麦100%使用の生地は、顔を近づけただけでほんのり甘い小麦の香りが感じられ、ゴロゴロと入ったチャーシューも香ばしく絶品だった。税込235円という価格も納得だ。
また、新機軸の「焼きパオズ(包子)」シリーズも見逃せない。同商品は、熟成発酵生地を焼き上げた、いわば“焼き中華まん”だ。
10月2日(火)から180万食限定で発売される第一弾の商品「焼きパオズ(包子) クワトロチーズ」(130円)は、全粒粉とライ麦粉を配合した、パンのようなもっちりした生地に、4種類の濃厚なチーズがマッチする。お酒好きの人であれば、白ワインが欲しくなるかもしれない。
新たな可能性を感じさせる新商品も仲間入りし、より魅力を増したファミリーマートの中華まん。こだわりがたっぷり詰まったそのおいしさを、ぜひ自分の舌で確かめてみてほしい。(東京ウォーカー(全国版)・水梨かおる)