学生と教授の交際はダメ!イエール大学に続きハーバードも「卒業まで待って」

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2010年に教員と学生の交際を禁止したイエール大学や、2013年に禁止したコネチカット大学などに続き、ハーバード大学でも学生と教授の交際が禁止されることになりました。確かに特定の学生がひいきされることにでもなれば、他の学生に不公平ですね。

イエール大学ではこのルールが導入されてから、数名の教員が懲戒処分になったそうです。

また、ハーバード大学では、在学中の学生だけでなく卒業生も、評価したり評価されたりする立場にある場合は恋愛禁止になります。

学則を見直す上で、今までの文言では明確でなかった部分をはっきりさせたということのようです。この見直しを行ったハーバード大学のアリソン・ジョンソン教授は次のように語っています。

「学生は勉強するために大学に来ているのであり、教員は彼らと交際するために大学にいるわけではありません。」

この問題に関して、カリフォルニア大学サンタクルズ校は「教授とデートするなら卒業した後の方がいい」と、もう少し放任主義的な扱いになっています。

大学生ともなれば大人の仲間入り。常識をわきまえて行動すれば、教授と恋愛関係になるなんてことはないはずです。でも全ての学生に公平な評価をするためにも、きちんとルールを設定するのは重要なことなのかもしれませんね。

参考:Harvard officially bans sex between undergraduate students and professors
http://www.theguardian.com/education/2015/feb/05/harvard-bans-sex-undergraduate-students-professors