19日(現地時間)、イタリアのプッリャ州にあるボルゴ・イグナシア(Borgo Egnazia)リゾートでとうとう挙式したジャスティン・ティンバーレイク(31)とジェシカ・ビール(30)。挙式の場所はずっと極秘扱いで、招待客を乗せたプライベート・ジェットは一度ドイツを経由してから現地入りする警戒ぶりだったというが、1週間にわたるお祝いは全て幸せに終わったようだ。



最新刊の『People』誌の表紙に、2人は嬉しそうな表情で写っている 。ジェシカが着ているのは、ジャンバティスタ・バリが彼女のために特別にデザインした"花びら色ピンク(petal-pink)"のオートクチュール・ドレス。ストラップレスの上半身に、スカート部分はデリケートな濃淡のピンクが幾層にも重なり、本当に花びらのようで美しいドレスだ。ジャスティンの方は、トム・フォードと共同デザインしたタキシードを着て式にのぞんだ。

ピンクのドレスを選んだことについてジェシカは、「自分でも驚いたわ。一生のうち、たぶんこの日にしか着ないスタイルだと思う」とコメントしている。合わせたのは、マーティン・カッツ(Martin Katz)のデザインによる、ヴィンテージカットを施したイエロー・ダイヤモンドのイヤリング。ブーケは白でまとめ、カモミールやラナンキュラスを含んだ可憐なものだった。

<ジェシカのイエロー・ダイヤモンドイヤリング>

ジェシカのために、ここ何か月か式の準備にかかりきりだったというジャスティン。誓いの言葉も、自分達で書いて用意したという。海沿いのリゾートホテルは白い花で飾られ、招待客はハート型の花びらを、教会で誓いの言葉を交わした新郎新婦に投げかけて祝福した。

ジャスティンは「とても特別な夜でした」と『People』誌に語り、ジェシカは「夢のような体験だったわ」と付け加えている。「結婚して、最高です。式は素晴らしかった。家族や友人たちに囲まれ、特別なものでした」と、共同コメントも。ジャスティンはこの日のために未発表の歌を作ってあったそうで、それを歌って教会のアイルを歩いてくるジェシカにささげたという。「この夜と、彼女のために特別に作ったオリジナル曲です」と彼は『People』誌に語っている。

100人の招待客たちは、結婚式の1週間前から観光ツアーや花火、ビーチ・パーティーなどさまざまなイベントに参加し、豪華なもてなしを受けた。「(南イタリアまで)旅行して来てもらうってだけで大変なお願いをしてるから、いいパーティーにして楽しんでもらおうと思って」とジャスティンは説明し、最後に、(結婚式の日は)「魔法みたいだった。忘れられない夜だね」とも。

ちなみに、これだけ特別な結婚式のお値段は...?2人の挙式にかかった費用はおよそ650万ドル(約5億2千万円)と言われている。ホテルと、パパラッチを防ぐためにその周りの施設も借り切るのだけで200万ドル(約1億6千万円)かかるそうだ。<Hollyscoop>によれば、『People』誌に30万ドル(約2,400万円)で写真掲載を許可したというが、大金ではあるもののあまり費用回収にはなっていない。

5年間の交際と、2度の破局を経ての紆余曲折ゴールイン。大変な道のりがあった分、喜びも大きく、お祝いも盛大にしたかったのだろう。どうぞお幸せに!