2011年はキャサリン妃が脚光を浴びた年だったが、その一方で1997年に亡くなったダイアナ元皇太子妃にも再び注目が集まった年でもあった。

息子のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚に加え、自身の生誕50周年を記念し、『TIME』誌が「生きていたらこんな50歳」と予想したりもしていたからだ。

そして今でも世界中の多くの人々に愛されるダイアナ元皇太子妃に敬意を表してか、妃が住んでいたケンジントン宮殿(注)では来年、彼女が生前着用したドレスを展示・公開するという。2012年3月26日から展示されるのは5着で、チャールズ皇太子との婚約直後に着たストラップレスのタフタのガウンや、ヴェルサーチのブラック・ドレス、写真撮影に使われたキャサリン・ウォーカーのアイボリーのドレスも含まれているという。

かつて「私は胸が大きいから、(マスコミが)おかしなくらい大騒ぎするの」と語っていたダイアナ妃。そんな妃の姿がもう見られないのは残念だが、美しいドレスの数々の公開を楽しみに待とう。

注: ケンジントン宮殿は、2012年1月から3月下旬まで改装のため一部施設が閉鎖されます。旅行をお考えの方はケンジントン宮殿の公式サイトなどでご確認を(英語)。