卵かけごはんを作る時、卵は溶いてから入れますか?それとも、ごはんに乗せてから溶きますか?

これまでも繰り返しなされてきた"論争"ですが、醤油のかけ方についてはあまり語られてこなかったように思います。

けれど実は、卵かけごはんを作るうえで「醤油のかけ方」はかなり重要なポイントらしいのです...!

たったこれだけで味が劇変!?

卵かけごはんは、

「ごはんに醤油をまぶしてから溶き卵を加える」

こう提唱するのは、大阪あべの辻調理師専門学校の岡本健二先生。2018年10月8日放送の「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(テレビ朝日系)で紹介されました。

一般的に卵かけごはんは、卵をかけてから醤油を垂らしますよね。上沼さんも「なんだって!?」「これは絶対しませんよね」と驚きを隠せない様子。

作り方はいたってシンプルで、材料もごはん・卵・醤油だけです。

(1)器によそったごはんに醤油を適量入れ、混ぜ合わせて醤油ごはんを作ります。

(2)別の器に卵を割り入れ、しっかりと溶きます。

(3)溶いた卵をごはんにかけたら完成。

ポイントは米の周りを醤油でコーティングすること。ムラになると醤油とごはんの味がぶれるので、まんべんなく混ぜるのが重要だそう。

先にごはんと醤油を混ぜ合わせることで、食べた時に1番上の卵、その中の醤油、その下のごはんのそれぞれの輪郭がしっかりと現れ、卵の美味しさ、醤油の美味しさ、ごはんの美味しさを堪能できるといいます。

ですが、上沼さんは完成後も「なんなの...卵かけごはんに見えないんですよね」と半信半疑。それでもひと口食べると、「うわぁ〜ちょっと待って!」と驚いた顔で先生を見つめ、

「これ相当美味しくない!?卵の美味しさ、醤油、米...と言っているときは何を言うてはんのやろうと思いましたけど、食べて分かりました。全部の美味しさがサンドイッチされていますね」

と絶賛。「美味しい!ごはんに醤油。あぁ〜〜っ。やってみてください、絶対ね」と、すっかり気に入った様子でした。

「卵かけごはん革命起きた」

醤油のまぶし方を変えるだけでいつもの卵かけごはんが激変するとあり、SNSでもたちまち話題に。番組内容を紹介したツイートは、11万件以上のいいねが付きました。

「すごい輪郭はっきりする感じになるなぁ」

「やってみたらめちゃくちゃ美味しくて、またやりたくなっている...ご飯何杯でもいけるよ」

「すごい!いつもよりもっと直に卵を感じる。そして噛むごとに味が増す」

「いつもの卵かけごはんの雰囲気じゃなくなってびっくりした」

「やったら卵かけごはん革命起きた」

「めちゃくちゃ旨かった...今まで作った卵かけごはんが間違いだったような...」

いつもの卵かけごはんの工程順序を変えるだけなので、さっそく試してみては?