道頓堀スクエアは、旅行者のためのカフェ&インフォメーションとエンターテイメントを楽しめる場

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 カニなどの動く看板で有名な大阪の観光名所「道頓堀」に、食とエンターテインメント情報発信&交流拠点「道頓堀スクエア」が6月1日(金)オープンする。人気の「くいだおれ太郎」が入り口に立つ、中座くいだおれビル(大阪市中央区)の地下1階に、国内外の旅行者が利用できる、カフェ&インフォメーションセンターと、道頓堀ZAZAの3つの劇場を併設する。

【写真を見る】TONBORI BASE Cafe & Infoでは、日本語、英語、中国語に対応したスタッフが常駐

「TONBORI BASE Cafe & Info」は、カフェを併設したインフォメーションセンター。入り口にあるカウンターには、日本語、中国語、英語に対応したスタッフが常駐しており、道頓堀周辺の食事や大阪キタ・ミナミエリアのナイトクラブやエンターテインメント劇場などに関する情報も入手でき、タッチパネル式券売機やオンライン端末で各種チケットの購入も可能。

また、カウンター横に設置されている「Tickets Today」で紹介されている、訪日旅行者に人気のミュージカルやショーなど、日本全国のエンターテインメントチケットも購入できる。

その他、7月より稼働予定のデジタルインフォメーションボード「トンボリグラフィー(TONBORIGRAPHY)」も設置されており、画面のイラストをタッチすると、周辺店舗の情報に加え、食の豆知識や道頓堀の文化・歴史を紹介してくれる。

併設のカフェスペースでは、ソフトドリンクやアルコールの販売を行う。道頓堀界隈で購入した商品の持ち込みも可能で、着席して食べることができる。今後は期間限定のイベントや、世界のスポーツイベントのパブリックビューイングなども予定している。

同階にあるライブエンターテインメント劇場「道頓堀ZAZA」では、新たにオープンする劇場「ZAZA Box」にて、6月1日(金)より「道頓堀 presents フードミュージカル GOTTA」をロングラン公演する。これは、かつて中座を含め5つの芝居小屋があり、上方芸能の劇場街だった道頓堀でさまざまなジャンルの演目が行われていたことを体現する「ごった煮」の作品。客席の正面と左右を囲んだ壁に映し出されるプロジェクションマッピングと、食べ物の名前を冠したキャラクターが融合し繰り広げる、三味線や、和太鼓、タップダンスなどを交えたミュージカル仕立ての演目で、観客も手拍子で参加したり、一緒に楽しむことができるライブエンターテインメント。同劇場では7月以降、忍者などをテーマにした夜の公演も1か月単位で行っていく予定だ。(関西ウォーカー・中村千里)