「人が育ち、未来をデザインしていく科学館」として開館。いざ胸躍る科学空間へ!

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2017年10月1日、福岡市中央区六本松に「福岡市科学館」がオープン。「サイエンス&クリエイティブFUKUOKA」をコンセプトに、科学に関するさまざまな展示を行う。九州最大級の規模を誇るドームシアター(プラネタリウム)も備え、館内はワクワクとドキドキの宝庫。大人も子どもも楽しみながら科学と触れ合うことができる。

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福岡市科学館は、福岡市中央区の複合商業施設「六本松421」内3〜6Fの4フロアで構成される。名誉館長には九州大学出身でJAXAの宇宙飛行士である若田光一氏が就任。科学と感性の交流拠点として、福岡から未来を創造していく「未来創造型ミュージアム」を目指している。科学に触れ、学び、経験することで、さまざまな疑問を紐解く楽しさを育もう。

■ 「サイエンス=クエスチョン」。あなたの「?」を刺激する

同館の中でも特に注目なのは、なんといっても九州最大級の大きさを誇るドームシアター。最新鋭光学式投映機と高解像度(8K相当!)デジタル式投映機で再現される星空は、まるで本物のような美しさ。220席のシートは余裕をもって配置され、壁面にはアロマ発生器を備えるなど、シアター内はとても快適な空間となっている。

3Fでは、随時さまざまなテーマの企画展を開催。2017年10月1日(日)〜2018年1月21日(日)の期間は、開館記念特別展「宇宙なひと〜つながり、時空を超えて〜」が催されており、火星探査機の実物大模型や宇宙服の展示など「宇宙ってどんなところ?」「宇宙に行ってみたい!」そんな探究心や好奇心をくすぐる展示がめじろ押しだ。

また、基本展示室をメインとした5Fでは「宇宙」「環境」「生活」「生命」「フューチャー」からなる参加体験型の展示のほか、科学をテーマにしたサイエンスショーを楽しめる。実際に体験することで、新たな発見や新たな「なぜ?」「どうして?」が生まれるはず。福岡の地から未来の科学者や宇宙飛行士が生まれる日も遠くない!?

【九州ウォーカー編集部/文=前田健志(パンフィールド)、撮影=長崎辰一】