サラダボウルKitchen 白州べるがで味わえる「南アルプスの天然水かき氷」

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日本を代表する名水として知られる「サントリー南アルプスの天然水」。山梨県北杜市にある南アルプス・甲斐駒ヶ岳などの雄大な自然から生まれ、その完成度は適度なミネラルを含む非常に澄んだ水として、サントリーの白州蒸留所でウイスキーの製造にも使用されるほど。北杜市では、その天然水の魅力を存分に感じることができる、この夏にぴったりのさまざまなグルメが味わえる。

【写真を見る】店長の江間氏が作るふわふわのかき氷

■ 子供と一緒に家族で楽しめる「南アルプスの天然水かき氷」

甲斐駒ケ岳を源流とする尾白川が流れ、森林浴や鮎のつかみ取りなどを体験できる「白州・尾白の森名水公園べるが」内にある「サラダボウルKitchen」では、北杜市の食材のみを使用した「南アルプスの天然水かき氷」が人気だ。同店の江間氏が「美味しい水をいただくというコンセプトで作った」と語るように、温度を下げ過ぎないことで、しっかりと氷の食感がありながらも、ふわふわと柔らかく、口に運ぶとスッと溶けて混ざり合う氷とシロップの贅沢なハーモニーが楽しめる。味は八ヶ岳高原で採れたミルクのみを使用した「北杜の高原みるく」と、ミルクに北杜産いちごをプラスした「北杜のいちごみるく」の2種類。雑味のないすっきりした天然水が自家製シロップのおいしさを際立たせている。キンキンに冷えた氷を使用していないので頭が痛くならないことも魅力的だ。

■ 緑豊かな牧場で爽快感を味わえる「水出しCOFFEE」

放牧された動物と触れ合えるまきば公園に隣接しているまきばレストランでは、夏にぴったりの爽やかな余韻が広がる「水出しCOFFEE」を、この夏から提供する。挽き豆はグアテマラとマンデリンをベースに、水を一滴ずつ垂らすSLOW DRIP方式で5時間以上かけて抽出。さらに、軟水で雑味の少ない、南アルプスの天然水を使用することで豆本来のうま味を引き出し、苦味やえぐ味を抑えた丸みのある柔らかい飲み心地と風味を味わえる。店長の小林氏は「アイスコーヒーではなく冷たいコーヒーを出したい。ホットコーヒーのように香り高く、それでいて夏に合う苦味の少ない味わいに仕上げました」とこだわりを語った。夏の暑い日差しの中で喉が渇いた人にぴったりの一杯となりそうだ。

■ 水分量95パーセントを誇る売り切れ必至の人気の和菓子「水信玄餅」

山梨県を代表する銘菓「信玄餅」を製造する和菓子の老舗・金精軒が、6月から9月までの期間限定で販売する「水信玄餅」。ぎりぎり形をとどめる程度の硬さにした水菓子で、器から出して常温にさらすと30分程度で本来のおいしさが失われてしまうほど繊細だ。つついただけで破裂しそうなほど柔らかく、口の中に入れると控えめな甘さと消えるように溶けていく食感を体感できる。水も地元であることはもちろん、添えられたきな粉は金精軒の畑で採れた青大豆を使用しており、作り立てでコクが強く水信玄餅のアクセントに。黒蜜は信玄餅と同じ特製のものが使われている。防腐剤、人工甘味料を一切使わず作られているので、素材のおいしさを楽しめる一品だ。

北杜市では他にも天然水の魅力を伝えるための料理を多くの店舗が提供している。さらに、地元の誇りである名水を守り、活かす活動を積極的に行う企業と北杜市が『世界に誇る「水の山」プロジェクト』を推進しており、地域活性化を目指している。7月22日(土)には『世界に誇る「水の山」感謝祭』も行われ、こどもを対象にしたワークショップや地元のみずみずしい野菜やグルメを堪能できるマルシェなどが行われる。紹介した「水出しCOFFEE」や「南アルプスの天然水かき氷」など、天然水を使用したグルメも味わえるので、ぜひ行ってみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー編集部】