「Duangjan(ドゥワンチャン)」の「グリーンカレー」(1100円)は、辛さとコク深さ、ココナッツミルクの甘さが調和し、タイ料理初心者から通までが納得する一皿

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一年を通してリゾート地のような雰囲気が漂う糸島エリア。近海の海の幸と豊かな土壌で育った野菜に恵まれ、実力派のカレーがひしめく激戦区としても知られている。今回は、編集部イチオシのカレー5皿をピックアップ。糸島産食材をふんだんに使った、スパイスたっぷりの“糸島カレー”を味わいに行こう!

【写真を見る】「カレー&カフェ KOKOPELLi(ココペリ)」の「糸島豚のカツカレー」(1280円)は、まろやかでコク深いルーと、厚切りにカットした驚くほど柔らかい糸島豚が自慢

■ ひと口ではるか南国へと誘うビーチサイドのグリーンカレー「Duangjan(ドゥワンチャン)」

築150年の古民家を深江海岸沿いに移築させたタイ料理レストラン。現地のホテルで腕を磨いたタイ人シェフが、本場の味をそのまま再現。近くの漁港から仕入れる魚介やタイの野菜など、糸島食材を使った料理を味わえる。「グリーンカレー」(1100円)は、辛さとコク深さ、ココナッツミルクの甘さが調和し、タイ料理初心者から通までが納得する一皿。新鮮な野菜の歯ざわりもいい。姫島を望むテラス席でゆっくりと味わおう。

[Duangjan] 福岡県糸島市二丈深江2129-18 / 092-325-3986 / 11:00〜15:00(LO14:30)、17:00〜21:00(LO20:00)※土曜・日曜・祝日と夏期の14:30〜17:00はティータイム / 水曜日※夏期はなし

■ 父のレシピと情熱を継いだ、一子相伝の“海軍カレー”「カレー&カフェ KOKOPELLi(ココペリ)」

芥屋大門近くにある糸島カレーの老舗。長崎の護衛艦で食べた“海軍カレー”に感動した父が独自に磨き上げたレシピを、娘夫妻が忠実に受け継ぐ。「糸島豚のカツカレー」(1280円)は、まろやかでコク深いルーと、厚切りにカットした驚くほど柔らかい糸島豚が自慢。全国から注文が殺到するカレーパック(520円)もゲットしたい。

[カレー&カフェ KOKOPELLi(ココペリ)] 福岡県糸島市志摩芥屋703-5 / 092-328-1901 / 11:00〜日没LO(売切れ次第終了) ※6〜9月の月曜〜水曜日は15:00〜17:00閉店 / 木曜・金曜日

■ 彩り豊かな野菜がたっぷりの糸島カレーを堪能「SUNSET」

「サンセットライブ」をはじめ、糸島カルチャーの発信地的な店。「スパイシーチキンカレーライス」(1190円)は、彩りのよい旬の野菜がたっぷり盛られた一皿。ルーは、スパイスが効いていて、辛味が程よく食べやすい。二見ヶ浦に沈む夕日を見ながらくつろげるのも魅力。

[SUNSET] 福岡市西区西浦284 / 092-809-2937 / 11:00〜22:00(LO21:00) / 木曜、第3水曜日

■ 糸島グルメグランプリに入賞した実力派カレー「まんまる食堂」

地元食材を中心に作るカレーは、糸島グルメグランプリで3年連続準優勝の実力派。「糸島豚のカツカレー」(830円)は、糸島牛と黒毛和牛のスジ肉を丁寧に下処理し、独特の旨味を引き出しているルーが特徴。糸島豚のロースやヒレなどを贅沢に使った、ボリュームのあるカツとの相性も抜群だ。カツカレーにサラダ、糸島牛の焼肉が付く「キングプレート」(1300円)も人気。

[まんまる食堂] 福岡県糸島市前原中央3-16-18 / 092-329-0077 / 11:00〜15:00(LO)、17:00〜20:00(LO19:30) / 日曜・祝日

■ アジアやニュージーランドを旅した店主が作る無国籍カレー「旅人カレー」

アジアやニュージーランドを旅した店主が営む、無国籍カレーの専門店。ベースの異なる約13種から常時4種をそろえる。「本日のハーフ&ハーフ」(1100円)は、日替りで2種のカレーが楽しめる。写真は、ホウレンソウペーストを使った、ほうれん草カレーと、ショウガとレモンがアクセントの鶏ひき肉とひよこ豆のカレー。

[旅人カレー] 福岡県糸島市前原西1-15-18 / 092-329-0010 / 11:30〜21:00 / 木曜日

【福岡ウォーカー編集部】