ワークスタイルは人それぞれ。職種や勤務地、働き方は個人の選択の自由だと思いますが、職業を選択する際には自分にとって「妥協できること」と「妥協できないこと」を明確にしておく必要があるのではないでしょうか。

「妥協できないこと」1位は「給与」、2位は?

エン・ジャパンが運営する、女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク』が、20〜40代女性の計469人に行ったアンケートによると、女性が職探しをする際に妥協できないことのトップ3は、1位「給与」(61%)、2位「勤務曜日・日数」(51%)、3位「勤務地」(43%)だったことが明らかに。

アンケートに寄せられたコメントによると、「生活をする上で最低限確保しなければならない給与水準がある』、「育児との両立を考えると勤務日数や勤務地は限られる』など、自分の生活水準や時間に影響を及ぼすものは妥協できない、という人が多い結果になりました。

「妥協できること」1位は?

一方、妥協できることのトップ3は、1位「会社の規模や業種」(59%)、2位「昇格の有無」(36%)、3位「雇用形態」(27%)でした。

理由として「社風や人間関係のよい悪いに企業規模は関係ないから』「どんな条件で働くかよりも、どういう仕事をするかのほうが重要』といった声があがりました。

さらに、「最近の求人状況についてどのように感じていますか?」という質問には、「以前とあまり変わらない」という回答が50%、「以前より良い」と回答した人は全体の27%で、「以前より厳しい」(23%)を上回る結果になりました。

希望する条件や環境はひとりひとり違うもの。なかなか自分の求めている条件をすべて満たす職場を探すことは難しいかもしれませんが、だからこそ自分にとって妥協できる点とできない点をしっかり把握しておきたいものです。

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンウィメンズワーク』 利用者
■有効回答数: 20代〜40代女性:469名
■調査期間:2016年11月24日〜2016年12月26日

(ウートピ編集部)